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2022.06.21

ロボットが盛り付けた総菜をテスト販売/TechMagic

 調理ロボットベンチャーのTechMagic(テックマジック、東京都江東区、白木裕士社長)は自社開発の「惣菜盛り付けロボット」が盛り付けた総菜のテスト販売を実施し、6月14日に結果を公表した。

 今回のテスト販売に当たり、関東地方の4店舗の総菜屋の協力を得た。期間は4月20日~22日の3日間で、1日当たり70個~120個の総菜を販売。販売員へのアンケートも実施し、総菜の見た目や重量感などをヒアリングした。見た目については86%の販売員が「良い」「やや良い」と回答し、重量感については「通常と同じ」との回答が79%を占めた。

 同社はポテトサラダのような不定形で粘着性の高い総菜を、高い重量精度で連続的に盛り付けられるロボット技術を今年3月に開発した。実用化に向けた研究開発の一環で今回、実店舗でのテスト販売を実施した。

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