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教示操作盤を17年ぶりに刷新、ギガキャスト対応の大型ロボットも開発/ファナック

ファナックは新型の教示操作盤を開発したと発表した。17年ぶりの刷新となる。6.4インチ液晶を搭載しており同クラスの液晶を搭載する機種では最軽量の重量750gを実現した。体積を従来比45%削減しつつ、手になじむ形状を採用し、長時間使用時の作業者の負担を軽減。タッチパネルやキーボードの操作性も高め、軍手をしていてもタッチパネルの操作ができる。操作に対する応答速度なども高めた。2025年2月からの出荷を予定する。

人の成長が企業の成長に/北川鉄工所 岡野帝男社長インタビュー

北川鉄工所といえばFA(ファクトリーオートメーション=工場自動化)業界ではチャックや円テーブル、ロボットハンドが有名だ。今年6月に初めて創業家以外から経営トップに就任した岡野帝男社長は、同社のメインバンクである広島銀行出身で、培った人脈を生かして採用や人材育成に注力する。また、自らを「新しいもの好きで開発型の人間」と評し、開発本部長を兼任することをプレッシャーごと楽しむ。

[SIerを訪ねてvol.50]利他主義を掲げて食品業界に貢献/アルトリスト

アルトリスト(東京都調布市、橋田浩一社長)は、食品製造機器や包装、出荷機器を製造する他、システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)としてロボットシステムを開発する。橋田社長は「食品工場内の装置をワンストップで設計、製造できるのは、これまで積み上げてきたノウハウがあるからこそ」と語る。

[エディターズノートvol.8]キラーアプリケーションはこれだ!

協働ロボットが徐々に市場に浸透してきた。現場で稼働する台数ベースではまだまだほんのわずかだろうが、国際ロボット連盟(IFR)が今年9月に発表した「World Robotics(ワールドロボティクス) 2024」によると、2023年の世界の産業用ロボット新規設置台数に占める協働ロボットの比率は約10%となった。

航空宇宙産業に向け測定や検査の効率化を提案

10月16日~19日の4日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで航空宇宙産業の展示会「2024国際航空宇宙展」が開催された。会場には航空機の機体や人工衛星用部品などが並ぶ中、ロボットを活用した自動化提案も見られた。特に、航空宇宙産業に多い大型ワーク(加工などの対象物)の測定や検査を効率化する技術に来場者は関心を寄せた。

ロボットハンドの指をかばんの持ち手に再利用/ヘリテッジ、ブリヂストンソフトロボティクスベンチャーズ

 環境性にもこだわるファッションブランドCRAFSTO(クラフスト)を運営するヘリテッジ(東京都渋谷区、久保順也最高経営責任者<CEO>)は10月23日、ブリヂストンの社内ベンチャーであるブリヂストンソフトロボティクスベンチャーズと協業し、使用済みのゴム人工筋肉を持ち手に再利用したバッグを開発したと発表した。

最適な技術を最適な場所へ/三菱HCキャピタル 佐伯孝志ロボティクス事業開発部長インタビュー

大手リース会社の三菱HCキャピタルは今年4月、社内のロボット関連業務を集約しロボティクス事業開発部を設立した。ロボティクス事業開発部長に就任した佐伯孝志氏は「ロボットに関心のある企業は多いが、市場には多様な製品があり、ユーザー自身で適切な選択をするのが難しい。わが社がそのサポートをして、最適な技術を最適な場所へ届けたい」と語る。

[注目製品Pick Up!vol.73]要望に応えて機能を拡充する/ダイセイ「協働ロボット自動計測システム」

精密測定機器やベアリング向け超仕上げ機を製造、販売するダイセイ(大阪府池田市、川口健二社長)は、協働ロボットを使って、穴の直径やねじ穴などを検査、計測するパッケージ商品「協働ロボット自動計測システム」を販売する。販売当初は穴の直径が適正なサイズかどうかの判断しかできなかったが、顧客からの要望を受けて機能を充実させた。

[ロボットが活躍する現場vol.42]高いハードルを乗り越えて溶接を自動化/いしぐろ造形工房

いしぐろ造形工房(石川県小松市、金田和歌社長)は、スチール間仕切りや建築金物、産業機械のカバーに使われる薄板の溶接用途で今年2月に協働ロボットを導入した。「製造業は人手を集めにくいが、溶接分野はその傾向が顕著」と金田社長は言う。人手をロボットに置き換えるだけでなく、作業効率を向上できるよう改良を続ける。

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