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活躍するロボジョ

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[活躍するロボジョvol.8]顧客とSIerの懸け橋に/ABB 石川幸佳さん

ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。8回目はスイスのロボットメーカーABBの日本法人(東京都品川区、中島秀一郎社長)で、パラレルリンクロボットのシステム納入のプロジェクト管理を担う石川幸佳さんを紹介する。顧客とシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の間に立ち、納期やコストを管理する。「お客さまに満足度の高いシステムをお届けしたい。そのためには、お客さまとSIer双方に納得していただきながら進めることが大事」と話すように、コミュニケーション能力を生かし、両者の意見を上手くくみ取りながら最適解を探る。

[活躍するロボジョvol.7]次につなげるパスを/バイナス 服部百恵さん

ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。7回目はバイナス(愛知県稲沢市、渡辺亙社長)で、展示会や製品カタログなどを通じて大学や工業高校にロボットやファクトリーオートメーション(FA=工場自動化)関連の実習装置をPRする服部百恵さんを紹介する。展示会では、ブースや装置の設営から操作デモ、接客まで一人で担当する。「一人でも多くの人と名刺交換をし、会社の知名度を高めたい」と話す。

[活躍するロボジョvol.6]ダイナミックな動きに魅せられて/村田機械 山田文恵さん

ロボット・自動化業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。6回目は、村田機械(京都市伏見区、村田大介社長)で、自動倉庫システムなどの物流機器の機械設計を担当する山田文恵さんを紹介する。ダイナミックに動く物流機器に魅せられて同社に入社し、「物流機器の構造や形状を自分で一から考えて設計するのが面白い」と語る。開発から納入までにスピード感が求められる物流業界で、「設計した試作機のテストを着実に実施して、不安要素を確実になくすこと」を心掛ける。

[活躍するロボジョvol.5]コミュニケーションを大切に/豊電子工業 蘇文娜さん

ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。5回目は、ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)大手の豊電子工業(愛知県刈谷市、盛田高史社長)で、ロボットシステムの電気設計を担当する中国出身の蘇文娜(そ・ぶんな)さんを紹介する。顧客の要望を満たすシステムを作り上げるには、機械設計や製造、制御など各工程の担当者との社内連携が重要だ。そのため常日頃からコミュニケーションを大切にしている。海外の顧客のもとへ出向けない新型コロナウイルス禍の今、中国の顧客と社内の調整担当を仲介する通訳としても活躍する。

[活躍するロボジョvol.4]ロボットには夢がある/デンソーウェーブ 伊庭歩美さん

ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。4回目はデンソーウェーブ(愛知県阿久比町、中川弘靖社長)の伊庭歩美さんを紹介する。子どものころから憧れを持つロボットを「夢のある機械」と表現する。顧客の要望通りにロボットを動かすための検証業務や、展示会用のデモ機を製作する。一昨年開催された「2019国際ロボット展(iREX2019)」では、ワイヤハーネスの組み付け作業を自動化するデモ機を一から作り上げた。

[活躍するロボジョvol.3]ロボットは人よりも扱いが難しい/山田製作所 永野亜矢子さん

ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた連載「活躍するロボジョ」。3回目は、金属部品の研削加工を手掛ける山田製作所(愛知県あま市、山田英登社長)で、ロボットの操作を担当する永野亜矢子さんを紹介する。部品の両端に開く小さな穴と、研削盤内で部品を支える専用工具の位置を合わせるためにロボットの動きを調整する。「非常に細かい作業。ロボットは人よりも扱いが難しい」と話すが、良い製品を生産するために妥協はしない。

[活躍するロボジョvol.2]相手に分かりやすく伝える/三菱電機 坂川智恵子さん

ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた新連載「活躍するロボジョ」。2回目は、三菱電機ロボット製造部開発第一課の坂川智恵子さんを紹介する。中国市場などをターゲットに昨年発売した6軸の垂直多関節ロボットの開発品の検証業務を担当し、相手に情報を正確に伝える重要性を学んだ。「ゆくゆくは海外に出向いて現地の顧客の生の声を聞き、製品の開発に生かしたい」と将来のキャリアプランを語る。

[活躍するロボジョvol.1]後工程をいかに楽にするか/トライエンジニアリング 常松綾乃さん

ロボット業界で活躍する女性にスポットを当てた新連載「活躍するロボジョ」。1回目は、ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のトライエンジニアリング(名古屋市守山区、片山誠二社長)で、オフラインティーチング業務を担当する常松綾乃さんを取材した。大掛かりなロボットシステムを海外に納入した案件で重要な役割を果たした経験から、「後工程の人をいかに苦労させないかが大事」と学んだ。

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