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[JIMTOF2018速報 vol.2]海外勢、周辺機器メーカーからも自動化提案相次ぐ/日本国際工作機械見本市

11月1日から6日までの6日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで、日本最大の工作機械展「第29回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)」が開かれている。「世界3大工作機械展」の一つに数えられるビッグイベントで、来場者数は会期3日目で10万人を超え、累計では15万人にも手が届きそうなほどのにぎわいだ。速報の第1弾ではロボットメーカーや大手機械メーカーの提案を中心に紹介したが、海外メーカーや機械の輸入商社や周辺機器メーカーなども積極的に自動化を提案している。

[JIMTOF2018速報 vol.1]日本最大の工作機械展でロボット提案に脚光/日本国際工作機械見本市

11月1日から6日までの6日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで、日本最大の工作機械展「第日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)」が開かれている。「世界3大工作機械展」の一つに数えられ、国内外の製造業の関係者ら10数万人が来場するビッグイベントだ。ロボットと一体化した工作機械を展示の目玉に打ち出す企業が多く、ロボットシステムを展示したブースには黒山の人だかりができた。注目を集めた展示の一部を、現地からの速報としてお届けする。

[SIerを訪ねてvol.1] 食品向け開拓し、組み合わせ技術磨く/オフィスエフエイ・コム【前編】

オフィスエフエイ・コム(栃木県小山市、飯野英城社長)は、グループ全体で400人近い社員を擁する大手のシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)だ。ロボットシステムの構築や各種専用機の製造のほか、物流企業向けの在庫管理ソフト「WAREHOUSE(ウエアハウス)シリーズ」を開発・販売するソフトウエアメーカーの顔も持つ。「ロボットSIerの大半は機械に強いが、当社は機械よりも電気やソフトウエアに強みを持つ。このようなSIerは珍しい」と飯野社長は話す。

[SIerを訪ねてvol.1] 食品向け開拓し、組み合わせ技術磨く/オフィスエフエイ・コム【後編】

オフィスエフエイ・コム(栃木県小山市、飯野英城社長)は、グループ全体で400人近い社員を擁する大手のシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)だ。今年5月には小山市の間々田事業所内に、ロボットシステムのショールーム「スマートファクトリー・コンダクター・ラボ(スマラボ)」を開設した。「スマラボは単なるショールームではなく、もっと大きなビジョン実現の鍵となる施設」と飯野社長は話す。

物流向けロボットに注目!/国際物流総合展2018【後編】

アジア最大級の物流機器の専門展「国際物流総合展2018」が9月11~14日の4日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれた。13回目の今年は「ロジスティクスの今を知り未来に触れる」をテーマに、450を超える企業や団体が出展。2016年の前回展を1万人以上上回る7万4520人が集まった。後編では注目を集めた参考出展のロボットシステムを中心に紹介する。

[注目製品Pick Up!vol.1]“安全”だけが協働ロボットではない/ユニバーサルロボット「eシリーズ」【前編】

ユニバーサルロボット(東京都千代田区、山根剛北東アジアゼネラルマネージャー)の協働ロボット「eシリーズ」は、2018年8月に出荷を開始した新製品だ。従来のシリーズ「CB3」の上位機種に当たり、「協働ロボットの特徴である安全性はさらに高めたが、安全性だけが協働ロボットの長所ではないことも同時に知ってもらえれば」と山根ゼネラルマネージャーは語る。

[気鋭のロボット研究者vol.2]力の制御と位置制御を両立/慶応義塾大学野崎貴裕専任講師【前編】

2017年9月、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と慶応義塾大学は連名で、身体感覚を伝送する双腕方ロボット「ジェネラル・パーパス・アーム(GPアーム)」の開発に成功したと発表した。そのプロジェクトを中心になって進めたのが慶応義塾大学の野崎貴裕専任講師(当時助教)だ。

[ロボットが活躍する現場vol.1]協働ロボ、可搬重量の小ささをどう補う?/グローリー【後編】

ウレタン金型の洗浄工程に川崎重工業製の双腕ロボット「duAro(デュアロ)」を導入したグローリー。課題となったのが、12kgの金型に対し、片腕2kgという可搬重量の小ささだ。金型を持ち上げて運ぶことができない。生産技術二部の真殿文雄技師長はさまざまな試行錯誤を経て、金型を台の上で滑らせることでこの問題を解決した。この金型は上下に分割できるタイプで、清掃時に取り外す上型は3kg。こちらも両腕で支持すれば問題なかった。

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