[ショールーム探訪vol.30]ボリュームアップして新大阪にリニューアルオープン!/山善「協働ロボットテストラボ」
新大阪に移転しアクセスしやすく
面積を約3.5倍に拡大
「製品を単に展示するだけのショールームでなく、協働ロボットの導入を検討する企業に向けたロボットのデモンストレーションや試運転もできるのがテストラボの特徴」と、自動化設備の拡販を担うトータル・ファクトリー・ソリューション(TFS)支社の植島代志和技術サポート部長は語る。
ロボットを導入するにあたり、させたい作業をきちんとこなせるかなどを事前に検証するのが望ましいが、海外メーカーが販売する製品の動作を検証できる施設や、対面でのサポートを受けられる場所が少なかった。その対応ができる施設として、22年10月に協働ロボットテストラボを運用開始した。
プログラミングの簡便さや省スペースなことによる導入ハードルの低さから展示物を協働ロボットに絞った。
移転によりアクセス性が向上しただけでなく、施設の面積も大きく広がった。移転前の面積は87㎡だったが、移転後は308.65㎡と約3.5倍に拡張。2年ほど前、記者はテストラボの前身であるショールームを訪れたことがあるが、その時よりスペースが広くなったのはもちろんのこと、ロボットの見せ方や使い方も当時から大きく変わったことを実感した。