生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

協働ロボット

RECENT POSTS

[注目製品PickUp! vol.80]好きな時に好きな所で連結/三機「ガッチャンコ」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連製品を紹介する連載企画「注目製品PickUp!」。第80回は技術商社の三機(名古屋市熱田区、木島正人社⻑)が開発した協働ロボット用台車連結ユニット「ガッチャンコ」を取り上げる。ガッチャンコは協働ロボットを積載した台車を工場内の既存設備に短時間で連結できる装置だ。吉田勝彦取締役は「協働ロボットを移動させて別の設備と組み合わせて稼働させるには手間とコストがかかる。しかし、ガッチャンコならわずか30秒ほどで既存設備に連結できるため、柔軟な生産体制の構築が可能だ」と自信を見せる。

[SIerを訪ねてvol.54]車の自動塗装の難しさとは/大気社

大気社はビル空調と産業用空調、塗装システムを主な事業領域としており、自動車の塗装工場のエンジニアリング企業としては国内トップシェアを誇る。自動車の塗装工程ではロボットや周辺機器が多数稼動する上に、塗装の品質を高く仕上げるためには膨大なパラメーターを管理しなければならない。70年以上も自動塗装を手掛けてきた同社は今後、その経験を生かして塗装以外の領域の自動化も狙う。

安さと使いやすさで自動化を後押し/安藤

機械工具商社の安藤は今年1月、中国・蘇州のロボットメーカーFair Innovation (suzhou) Robot System(フェア・イノベーション・ロボット・システム)の協働ロボット「FAIRINO(ファイリノ)」の国内販売を開始した。同製品の最大の特徴は価格の安さ。最も安いモデルの本体価格は60万円強と、これまでコスト面で自動化に踏み切れなかった中小企業でも導入しやすい価格だ。安藤は実機を持ち込んでの訪問営業や展示会への出展を通じ、同製品の認知度向上を目指す。

製パンや製菓業界にAMRを使った自動化提案/モバックショウ2025

大阪市住之江区のインテックス大阪で2月18日から21日の4日間、「第29回国際製パン製菓関連産業展(モバックショウ2025)」が開催された。出展社は製パンや製菓産業に関する機械や器具、資材などを展示。人手不足が喫緊の課題である食品の製造現場に、産業用ロボットや自律走行型搬送ロボット(AMR)を使った自動化や省人化提案をする企業に来場者は熱い視線を送った。

[ショールーム探訪 vol.35]現場のニーズに応える技術の発信地/近藤製作所「坂本工場ショールーム」

ロボットダイジェストの記者が、読者に代わってショールームを訪問する連載企画「ショールーム探訪」。第35回は、自動車部品の製造やFA(ファクトリーオートメーション=工場自動化)システムの構築などを手掛ける近藤製作所(愛知県蒲郡市、近藤茂充社長)が昨年6月にリニューアルオープンした「坂本工場ショールーム」を紹介する。同社の製品に込められた思いや製品が生まれた背景を理解できるだけではなく、最新の自動化技術を楽しみながら体感できるのが特徴だ。

[SIerを訪ねてvol.52]地域特有の課題に焦点を当てる/ヤナギハラメカックス

ロボットシステムの構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」。今回は、自動車や食品などの幅広い産業に向けてファクトリーオートメーション(FA、工場自動化)機器やロボットシステムを設計、製作するヤナギハラメカックス(静岡県吉田町、柳原一清社長)を取材した。近年は危険が伴う現場で働く人のけがを減らしたいとの思いから、地域特有の課題に焦点を当てた自動化システムの開発にも積極的に取り組む。

TOP