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[エディターズノートvol.13] 手取り、足取り

4月からは新年度。新年度といえば、新入社員が入社する時期だ。新卒社員の場合、社会人としての振る舞い方も業務の基礎知識も知らないところからのスタートになるため、戦力化するまでに丁寧な指導が必要になる。少子化で若手社員の数は多くないため、少ない新人に「手取り足取り」で教える現場も多いことだろう。

オートメーションストラテジー本部を新設/Mujin

Mujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者<CEO>)は3月28日、オートメーションストラテジー本部を新設したと発表した。 同部門は製造現場や物流現場の自動化・DX(デジタルトランスフォーメーション=デジタル技術による変革)に向けたコンサルティングサービスを提供し、現状調査、分析、自動化要件定義支援などを行う。

SIerとの連携制度を開始/ベッコフオートメーション

ドイツの制御機器メーカー、ベッコフオートメーションの日本法人(横浜市西区、川野俊充社長)は3月19日、「ベッコフ・ソリューション・プロバイダー・プログラム(BSPP)」を発表した。BSPPは、システム構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)との連携を深める制度で、今年1月に開始した。ベッコフの日本法人は認定したSIerに向けて、従来よりも充実した技術トレーニングや技術サポートを提供する。また、展示会への共同出展などのマーケティング支援や、開発プロジェクトの支援なども用意する。

[気鋭のロボット研究者vol.34]人の動作をロボットで再現する【後編】/神戸大学 元井直樹 准教授

神戸大学の元井直樹准教授は人間の動作をデータとして収集するだけでなく、そのデータを使ってロボットに動作を再現させる研究にも取り組む。それに加えて、収集した動作データなどを人工知能(AI)に機械学習させて、新たな動作を創出する研究にも挑戦する。これが実現すれば、人が動作を教えることなくロボットが自律的に動けるようになる。

[SIerを訪ねてvol.54]車の自動塗装の難しさとは/大気社

大気社はビル空調と産業用空調、塗装システムを主な事業領域としており、自動車の塗装工場のエンジニアリング企業としては国内トップシェアを誇る。自動車の塗装工程ではロボットや周辺機器が多数稼動する上に、塗装の品質を高く仕上げるためには膨大なパラメーターを管理しなければならない。70年以上も自動塗装を手掛けてきた同社は今後、その経験を生かして塗装以外の領域の自動化も狙う。

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