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独自の振動制御技術を搭載したロボット発売/三菱電機

三菱電機は11月1日、産業用ロボット「MELFA(メルファ)シリーズ」の新製品「FR PLUS(プラス)」を発売した。動作が高速かつ高精度な点が大きな特徴。「メルファHigh Drive(ハイドライブ)機能」を搭載しており、独自の振動制御アルゴリズム(計算方法)で位置決め時の振動を抑えられる。動作経路の補正にも優れ、軌跡精度が高い。

[ショールーム探訪vol.31]幅広い産業に自動化を/トライテクス「ロボコラボ」

ロボットダイジェストの記者が、読者に代わりショールームを訪問する連載企画「ショールーム探訪」。第31回は、ワークストッカーやコンベヤーなど製造ラインを自動化する周辺装置を開発、製造するトライテクス(愛知県常滑市、桑山裕章社長)を訪問した。同社は今年2月にシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)事業に参入。本社工場の一画に協働ロボットシステムのショールーム「ロボコラボ」を設立した。顧客を特定の産業に限定せず、幅広い産業をターゲットに据えて協働ロボットシステムを提案する。

ワークに合わせた吸着面を実現! 軽量真空グリッパーに新タイプ登場/シュマルツ

ドイツに本社を置く真空機器メーカー、シュマルツの日本法人(横浜市都筑区、小野雅史社長)は11月8日、軽量真空グリッパー「FQE」の新タイプ「FQE-V」を発売したと発表した。FQE-Vは対象物(ワーク)に合わせて吸着面を自由に設計可能な、オーダーメイドの真空グリッパーだ。

[SIerを訪ねてvol.51]徹底したリスク管理と納期管理で「停まらない・壊れない装置作り」を/ジェー.ピー.イー.

ジェー.ピー.イー.(JPE、長野県上田市、五味剛志社長)は幅広い業界向けに自動機や省力機、ロボットシステムを提供するシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)だ。「停まらない・壊れない装置作り」を志向し、納入後のクレームゼロを目標に掲げる。クレームやトラブルを最小限に抑えるため、装置やシステムを構築する上ではリスク管理と納期管理を徹底的に追求するという。

新たなバリ取り自動化システムで中小企業への導入狙う/JOHNAN

各種装置の受託開発や受託製造を得意とするJOHNAN(ジョウナン、京都府宇治市、山本光世社長兼最高経営責任者<CEO>)はオリジナル製品として、切削加工で生じる不要な突起(バリ)を除去するロボットシステム「BurrS Bird(バリスバード)」を設計、開発する。今年7月にバリスバードを小型化した「バリスバードmini(ミニ)」を発売した。「中小企業でバリ取りを自動化したいとの声を聞くが、設置スペースの大きさと導入費の高さがボトルネックだった。小型化することで導入を推し進めたい」とマシナリー・ソリューション事業本部西日本営業担当の末吉俊英さんは話す。

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