
「物流自動化」テーマに八幡ねじでWG開催/愛知県
愛知県の「あいちロボット産業クラスター推進協議会」は3月8日、岐阜県各務原市にある八幡ねじ(愛知県北名古屋市、鈴木則之社長)の物流センター「テクノセンター」で「第21回製造・物流等分野ロボット導入実証ワーキンググループ(WG)」を開催した。物流自動化がテーマで、八幡ねじとシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の豊電子工業(愛知県刈谷市、盛田高史社長)が物流自動化の取り組みについてそれぞれ紹介した。
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愛知県の「あいちロボット産業クラスター推進協議会」は3月8日、岐阜県各務原市にある八幡ねじ(愛知県北名古屋市、鈴木則之社長)の物流センター「テクノセンター」で「第21回製造・物流等分野ロボット導入実証ワーキンググループ(WG)」を開催した。物流自動化がテーマで、八幡ねじとシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の豊電子工業(愛知県刈谷市、盛田高史社長)が物流自動化の取り組みについてそれぞれ紹介した。
礒野仁美さんはシナノケンシ(長野県上田市、金子元昭社長)で、ロボットハンド関連のアプリケーション開発など幅広い業務に携わる。入社後にロボット関連の部署に配属されるまでは、ロボットに触れたこともなかった。入社してからの約3年間で多くの経験を重ねて、ロボットに携わるやりがいを見つけた。「ロボットは人の作業を代替して、人の負担を減らします。私が携わった技術で、より多くの人が楽になってほしいです」と意気込む。
システムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のインフィニティソリューションズ(長野県上田市、小山田聡社長)は昨年10月、新社屋「Villa INFINITY(ビラインフィニティ)」を開所。今年に入り、本格的に活用を始めた。セミナー室を2つ、他にも打ち合わせスペースやラウンジなどを設ける。「ドイツの別荘」をコンセプトに、おしゃれなカフェのような空間を作り上げた。同社が新社屋に込めた思いに迫る。
シナノケンシ(長野県上田市、金子元昭社長)は3月13日、電動ロボットハンドのラインアップに2爪モデル「ARH250D」と「ARH205D」を追加すると発表した。販売開始時期は4月下旬。
エイアイキューブ(東京都中央区、久保田由美恵社長)、FingerVision(フィンガービジョン、東京都文京区、濃野友紀社長)、ロボティズ日本支店(東京都千代田区、柴田善広日本支店長)の3社は3月28日、キャリアアップを考える社会人向けに「合同採用説明会&ロボットエンジニア交流会」を開催する。
射出成形機用取り出しロボットのメーカーのユーシン精機は2月24日、今年10月に設立50周年を迎えることを記念し、新ショールームの見学会と祝賀会を開催した。2月1日にオープンしたばかりの新ショールームは本社から車で3分ほどの近隣にある。見学会ではサプライヤーやユーザーなど約130人が真新しいショールームの説明に耳を傾けた。通常は1団体ごとの予約制となっており、一度に多くの来場者に披露するのは初めて。
セイコーエプソンは3月2日、世界自然保護基金(WWF)と自然保護活動に協力するインターナショナル・コーポレート・パートナーシップを締結した。期間は3年で、世界各地の森林の保全や回復に取り組む。電気精密業界の日本企業としては初めて。
ノルウェーのロボット自動倉庫メーカーのオートストアは2月24日、倉庫管理に関する調査レポート「2023年 倉庫管理・フルフィルメントに向けた5つの課題について」を発表した。北米や欧州、アジアの経営者や物流責任者など300人以上に倉庫管理における課題についてアンケートを取った。その結果から、コストの増加や自動倉庫システムの導入など5つの課題を分析している。
筑波大学発の人工知能(AI)ロボティクスベンチャーのCloser(クローサー、茨城県つくば市、樋口翔太社長)は食品の生産ラインで調味料袋などをコンベヤー上に投入する自動化システムを提案する。人と同じくらいの作業スペースで包装された製品のピック&プレースなどを自動化できる。創業から2年目だが、インスタントみそ汁の生産ラインへの本導入が決まった。
高島ロボットマーケティング(東京都千代田区、西田努社長)は2月28日、協働ロボットを対象とするクレジットサービス「ROBOクレ」を開始したと発表した。SMBCファイナンスサービス(東京都江東区、小野直樹社長)と連携し、協働ロボットや周辺機器のクレジット分割払いを可能にした。