[進化する物流vol.5]最先端が一堂に、国際物流総合展リポート【その2】
9月13日~16日の4日間、都内の東京ビッグサイトでアジア最大級の物流専門展「国際物流総合展2022」が開かれた。526社・2597小間と過去最大規模で開催され、6万人超が来場した。国際物流総合展リポートの「その2」では、会場で見つけた次世代型のピッキングシステムを中心に紹介する。
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9月13日~16日の4日間、都内の東京ビッグサイトでアジア最大級の物流専門展「国際物流総合展2022」が開かれた。526社・2597小間と過去最大規模で開催され、6万人超が来場した。国際物流総合展リポートの「その2」では、会場で見つけた次世代型のピッキングシステムを中心に紹介する。
キビテク(東京都品川区、林摩梨花最高経営責任者<CEO>)は9月16日、八幡ねじ(愛知県北名古屋市、鈴木則之社長)の中部テクノセンターで、遠隔制御により自律走行型搬送ロボット(AMR)の稼働をサポートする「HATSキャリー」の運用を開始したと発表した。
ゼネテックは9月13日、同社が国内総代理店として販売する3Dシミュレーションソフト「FlexSim(フレックスシム)」が平田機工に導入されたと発表した。採用の決め手は、自律移動型搬送ロボット(AMR)を使った自動化システムのシミュレーションにも対応できること。平田機工は生産システムの製造、販売を行うシステムインテグレーターで、「導入により短期間で業務効率を60%高めることができた」と平田機工グローバル事業本部営業技術部の井芹隆史課長は言う。
9月13日~16日の4日間、都内の東京ビッグサイトでアジア最大級の物流専門展「国際物流総合展2022」が開かれた。526社・2597小間と過去最大規模で開催され、6万人超が来場した。国際物流総合展リポートでは、会場内で特に注目を集めた展示の一部を紹介する。
ロボットダイジェストの記者が、読者に代わりショールームを訪問する連載企画「ショールーム探訪」。第8回は、三菱電機FAシステム事業本部の「東日本FAソリューションセンター」を訪れた。大都会のビルの中で、充実した情報やロボットのデモンストレーションに触れることができる。ロボットを入り口に、さまざまなソリューションについて知的好奇心のまま深掘りすることもできる。ロボットを中心とした自動化に興味・関心を持つ人には、幅広い最新情報を学び尽くすことができるショールームだ。
ROMS(東京都品川区、前野陽介社長)は9月13日、同社の「RCS(ロボティクス・コンビニエンス・ストア)」を導入した店舗「auミニッツストア渋谷店」がオープンしたと発表した。
工作機械メーカーの中村留精密工業(石川県白山市、中村匠吾社長)は9月8日、直交ローダーと多段ストッカーが一体となったパレタイジングストッカー「箱兵衛Link(リンク)」を発売した。
日本産業車両協会(会長・水野陽二郎豊田自動織機取締役副社長)は9月12日、2021年1~12月分の無人搬送車(AGV)システムの納入実績を発表した。国内向け・輸出向けを合わせた21年のAGVシステム納入件数は対前年比87.7%の784システムとなった。納入台数は同90.5%の2613台で、システム納入件数、台数ともに2年連続の減少となった。国内向けは微減にとどまったが、新型コロナウイルス禍の影響で海外向けが大きく減少した。
ダイヘンは9月8日、「タブレットによる教示レスシステム」の販売開始を発表した。
タブレット端末(iPad=アイパッド)で溶接の対象物を撮影し、溶接したい箇所を選択するだけでロボットのプログラムが作成できる教示レスのシステムだ。
チトセロボティクス(東京都文京区、西田亮介社長)は9月8日、ポテトサラダなどを自動で盛り付けるロボットシステムを開発したと発表した。人間と同等以上の毎分12~20ショットを盛り付けできる。