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独EMO展で発表、ハードとソフトの両面から自動化を支援/ヤマザキマザック

大手工作機械メーカーのヤマザキマザック(愛知県大口町、山崎高嗣社長)は、9月にドイツで開催された工作機械展「EMO(エモ)ハノーバー2019」で、自動化ニーズに対応する工作機械の新製品や自動化関連の新たな取り組みを数多く発表した。ハードウエアとソフトウエアの両面から顧客の自動化を支援し、高まる自動化ニーズに対応する考えだ。

ロボット制御技術のライブラリー提供/チトセロボティクス

ロボットの制御技術を開発するチトセロボティクス(東京都台東区、西田亮介社長)は11月1日、独自のロボット制御理論「ALGoZa(アルゴザ)」をロボット制御ソフトウエアに組み込んで使えるライブラリー(汎用性の高い複数のプログラムをまとめたもの)の提供を開始した。アルゴザとは、ロボットとビジョンセンサーを併用して使う際に求められる「キャリブレーション」と呼ばれる調整作業をしなくても、高精度にロボットの手先の位置や姿勢を制御できる技術。停止位置にばらつきがある無人搬送車(AGV)の上にロボットを搭載したシステム(=写真)でも、アルゴザを使えば煩雑な設定をすることなく高精度に位置決めができる。

[特別企画 新ロボット展 in 2020年愛知vol.6]こんな自動化もできると知ってほしい/ミツトヨ

大手ロボットメーカーの出展も次々に決まり、ますます注目が高まる産業用ロボット・自動化システムの展示会「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボットテクノロジージャパン、RTJ)」。来年7月開催の同展への意気込みを聞くこの企画の6回目は、測定機器の世界的メーカーであるミツトヨ(川崎市高津区、沼田恵明社長)を取り上げる。測定工程でも自動化のニーズが高まっており、「ここまで自動化できる、こんな自動化の方法もあると提案したい」と計測ソリューション課の石川雅弘課長は言う。注)新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、「ロボットテクノロジージャパン2020」は開催中止となりました(4月13日修正)

[随想:ロボット現役40年、いまだ修行中vol.8]第3ラウンドは本社へ、技師長職で社会活動【後編】/小平紀生

過去には日本ロボット学会の第16代会長(2013~14年)を務め、現在も日本ロボット工業会のシステムエンジニアリング部会長など、ロボット業界の要職を数多く務める三菱電機の小平紀生氏。黎明(れいめい)期から40年以上もロボット産業と共に歩んできた同氏に、自身の半生を振り返るとともに、ロボット産業について思うところをつづってもらった。毎月掲載、全12回の連載企画「随想:ロボット現役40年、いまだ修行中」の第8回。後編では、ロボットが他の事業を引き上げる戦略製品になっていった過程などを紹介する。

[随想:ロボット現役40年、いまだ修行中vol.8]第3ラウンドは本社へ、技師長職で社会活動【前編】/小平紀生

過去には日本ロボット学会の第16代会長(2013~14年)を務め、現在も日本ロボット工業会のシステムエンジニアリング部会長など、ロボット業界の要職を数多く務める三菱電機の小平紀生氏。黎明(れいめい)期から40年以上もロボット産業と共に歩んできた同氏に、自身の半生を振り返るとともに、ロボット産業について思うところをつづってもらった。毎月掲載、全12回の連載企画「随想:ロボット現役40年、いまだ修行中」の第8回。小平さんは2005年に三菱電機の主管技師長となり、産学連携のプロジェクトなどに関わり始めた。

[SIerを訪ねてvol.11] 作業者の立場から生まれる自動車向けロボットシステムを【後編】/アスカ

自動車部品事業、配電盤事業、そしてロボットシステム事業。アスカは、この3つの事業部からなる。自動車部品加工の経験を生かした、溶接や搬送ができるロボットシステムを提供する。最近では建設機械の部品加工用に、80kgもある板材の曲げ加工の自動化システムを手掛けた。また、導入企業の作業者がロボットをスムーズに操作するのに必要な教育体制やサポート面の強化を図る。協働ロボットを取り入れた自動化システムにも力を入れる。

[SIerを訪ねてvol.11]作業者の立場から生まれる自動車向けロボットシステムを【前編】/アスカ

自動車部品事業、配電盤事業、そしてロボットシステム事業。アスカは、この3つの事業部からなる。自動車部品加工の経験を生かした、溶接や搬送ができるロボットシステムを提供する。豊富な人材でシステム設計から現地工事までを一貫して担えるのも強みだ。また、工場スペースを十分に確保して生産力の余裕を持たせることで、顧客からの引き合いに柔軟に対応できる。

7~9月期、国内市場や機械加工向けは好調/日本ロボット工業会

日本ロボット工業会(会長・橋本康彦川崎重工業取締役)は10月24日、2019年7~9月期の産業用ロボットの受注・生産・出荷実績を発表した。同工業会の正会員、賛助会員が対象。受注額は1706億円(前年同期比7.7%減)、受注台数は4万4275台(同13.5%減)。生産額は1724億円(同7.2%減)、生産台数は4万5148台(同15.0%減)。総出荷額は1759億円(同5.5%減)、総出荷台数4万6161台(同10.6%減)となった。

[MECT会場速報vol.2]主要メーカーのロボットが一堂に

10月23日からの26日までの4日間、名古屋市内のポートメッセなごやで工作機械の展示会「メカトロテックジャパン(MECT)2019」が開かれている。産業用ロボットの専門展ではないが、自社製品とロボットを組み合わせ自動化システムとして展示する工作機械メーカーや測定機器メーカーが多く、会場内ではさまざまなメーカーのロボットを見ることができる。

[MECT会場速報vol.1]本日開幕!名古屋の工作機械展でロボット提案相次ぐ

本日、10月23日からの4日間、名古屋市内のポートメッセなごやで工作機械の展示会「メカトロテックジャパン(MECT)2019」が開かれている。隔年開催で、西暦奇数年の工作機械展としては国内最大規模。今回展には過去最大の477社・団体が出展する。驚かされるのが会場内での産業用ロボットの多さだ。会場内の至る所で、工作機械や測定機器とロボットを組み合わせた提案が見られた。

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