スイスに本社を置く大手ロボットメーカーABBは9月12日、中国・上海でロボットの新工場の建設を開始した。2021年初めに操業を開始する予定。建築面積は6万7000㎡で、総投資額は1億5000万ドル(約162億円、1ドル当たり108円換算)。
最先端の自動化技術を取り入れ、ロボットでロボットを製造する。人工知能技術などを研究する研究開発センターも設置する。
「新工場の建設は、中国におけるABBの開発の新たなマイルストーン(大きな節目)であり、世界最大のロボット市場におけるわが社のリーダーシップをさらに強化するもの」とピーター・ボーザー会長兼最高経営責任者はコメントしている。