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注目製品PICK UP!

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[注目製品PickUp!vol.56]独自構造のルーツは自動車部品にあり/NTN「i-WRIST」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連製品を紹介する連載企画「注目製品PickUp!」。今回は、ベアリングなどの機械部品を製造するNTNの手首関節モジュール「i-WRIST(アイリスト)」を紹介する。アーム部分を人の手首のように動かせるのが大きな特徴。既存の産業用ロボットとは一線を画する構造の根幹には、同社が開発、製造する自動車部品の存在があった。

[注目製品PickUp! vol.55]触れたら止まる、協働ロボ用の安全カバー/太田廣「MIONER」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連製品を紹介する連載企画「注目製品PickUp!」。第55回は、工業用ゴムや樹脂製品などを取り扱う商社の太田廣(名古屋市中川区、太田直実社長)が今年5月に発売した自社ブランド製品「MIONER(ミオナー)」を取り上げる。ミオナーは協働ロボット専用の衝撃吸収型接触検知外装カバーで、人と接触した時に素早く安全に協働ロボットの動作を停止できるのが特徴だ。協働ロボットシステムの効率性と安全性を両立するのに役立つ。

[注目製品PickUp! vol.54]動力問わず同じ性能を発揮/コスメック「スマートシリーズ」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連の製品を紹介する連載企画「注目製品PickUp!」。今回は、各種ジグ(加工補助具)やロボット周辺機器などを開発、製造するコスメック(神戸市西区、木村公治社長)のクランプ機器「スマートシリーズ」を紹介する。クランプ機器を作動させるには油圧や空圧、電気などの動力が必要だが、現場によっては使用できない場合がある。シンプルな構造のスマートシリーズは、動力源を問わず底面の凸部をプッシュするだけで作動し、どの動力源でも精度やクランプ力が変わらないのが特徴だ。現時点では用途に応じて3機種をラインアップするが、これからも開発を継続する。まずは認知度を向上させ、次世代の事業の柱となるようPRに力を注ぐ。

[注目製品PickUp!vol.53]ソフトで柔軟にシステム構築/モベンシス「WMX3」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連の製品を紹介する「注目製品PickUp!」。今回は、韓国に本社機能を置くソフトウエア企業であるモベンシスの、ソフトベースのモーションコントローラー「WMX3」を取り上げる。専用のハードウエア機器やケーブルが必要なく、モーション・コントロール・システムの構築がハードベースよりも容易になる。日本法人(東京都立川市)の佐藤恭祐社長は「柔軟なシステム構築の他、ハード面の調達リスクの高まりもあり需要が伸びている」と話す。

[注目製品PickUp!vol.52]ハンドの小型化に貢献するモーター/OKIマイクロ技研「サムベリーナ」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連の製品を紹介する「注目製品PickUp!」。今回は、OKIマイクロ技研(福島県二本松市、富澤将一社長)が3月22日に発表した高トルク小型モーター「Thumbelina(サムベリーナ)」を取り上げる。多指多関節のロボットハンドの小型軽量化を実現する製品という。「直径12mmのコアード構造のブラシレスDC(直流)モーターとしては世界最小クラス」と、今後の需要拡大に自信を見せる。

[注目製品PickUp! vol.51]コスパやサービスを武器に拡販/ハイウィン「RAシリーズ」

編集部が注目したロボット関連の製品を紹介する連載企画「注目製品PickUp!」。今回は、台湾のハイウィン(日本法人:神戸市西区、林育志代表取締役副社長)の産業用ロボットから、6軸垂直多関節ロボット「RAシリーズ」をピックアップした。同社はもともと各種モーターやボールねじ、直動案内機器(リニアガイド)などを開発、製造する機械部品メーカーであり、自社製品を組み合わせてロボットを開発することで、高いコストパフォーマンスを実現した。周辺機器にも自社製品を活用でき、ロボットシステムの概念検証まで引き受けるなど、事業領域の広さとサービス力を武器にロボット導入を提案する。

[注目製品PickUp! vol.50] 自慢の光学技術で生んだ薄く軽い力覚センサー/キヤノン「FH-300-20」

キヤノンは4月中旬、産業用ロボット向けの6軸力覚センサー「FH-300-20」を発売する。同社が30年以上培ってきた光学式エンコーダーを官能部に応用した。エンコーダーを複数使い、6軸の動きを把握する。担当者は「市販の力覚センサーでは初めての方式」と話す。この新たな方式で、軽くて薄い本体にも関わらず、高精度と即応性を実現した。

[注目製品PickUp! vol.49]今あるAGVがAMRに転身/パナソニック アドバンストテクノロジー「@mobi」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連製品を紹介する連載企画「注目製品PickUp!」。今回は、パナソニック アドバンストテクノロジー(大阪府門真市、水野勇介社長)の搬送ロボット向けソフトウエアパッケージ「@mobi(アットモビ)」を紹介する。同製品を従来型の無人搬送車(AGV)に組み込むことで、自律移動型搬送ロボット(AMR)として運用できるのが特徴。導入や操作がしやすく、既存のAMRに導入しても使い勝手のさらなる向上が見込める。

[注目製品PickUp! vol.48]薄くて軽い減速機/ニッセイ「UXiMO 扁平・軽量タイプ」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連製品を取り上げる連載企画「注目製品PickUp!」。48回目は、ニッセイが今年11月に発売した「UXiMO(アクシモ)」ブランドの減速機の新製品「扁(へん)平・軽量タイプ」を紹介する。薄くて軽いのが最大の特徴で、小型・中型ロボットの関節軸や搬送ロボットの走行軸、サービスロボットなどが主なターゲット市場だ。

[注目製品PickUp!vol.47]物流のフレキシブルで高度な自動化 /EXOTEC「Skypodシステム」

ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連の製品を紹介する「注目製品PickUp!」。今回は、フランスに本社を置くEXOTEC(エグゾテック)の物流自動化ソリューション「Skypod(スカイポッド)システム」を取り上げる。日本支社「EXOTEC NIHON」の立脇竜社長は「ロボットという製品の販売ではなく、物流自動化ソリューション提案がビジネス」と言い切る。物流業界の現在のトレンド「Goods to Person(グッズ・トゥ・パーソン=G to P)」方式を体現し、物流ビジネスのフレキシブルで高度な自動化を実現する。

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