新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と横浜国立大学は10月8日、小型・高効率・高出力なロボット用アクチュエーター(エネルギーを動力に変換する機構)を開発したと発表した。
「次世代人工知能・ロボット中核技術開発プロジェクト」の成果物で、ロボットの関節部分に使用できる。組み込まれている減速機が一般的なものとは異なり、出力軸側からもスムーズに回せるため、ロボットと人が接触した際に衝撃や圧力を逃がすことができ、人と同じ空間で稼動する協働ロボットなどに適する。
エネルギー損失が少なく、繰り返し動作時の消費電力を約5分の1に削減できる。