プラスチック専門展で省人化のニーズに応える提案/名古屋プラスチック工業展2024
1万7000人が来場
深刻化する人手不足の解消に
射出成形はプラスチックの代表的な成形方法で、加熱して溶かした材料を金型に注入し、冷やし固めて製品を作る。昔は、射出成形機に装着した金型から作業者が直接成形品を取り出しており、けがのリスクもあった。現在は安全面やサイクルタイムの短縮などの面からも、射出成形機に取り出しロボットを搭載するのが一般的だ。
今回展の会場では射出成形機メーカーや取り出しロボットメーカーが大きなブースを構えた。深刻な人手不足を背景とした省人化のニーズに応える各社の提案に、来場者は関心を寄せた。