実装機への電子部品の補給を自動化/FUJI
産業用ロボット「Smart Wing(スマートウィング)」などを製造、販売するFUJIは5月14日、電子部品実装機の新製品「NXTR(ネクストアール)」(=写真)を開発したと発表した。
大きな特徴の一つが、部品の補給を自動化したこと。新開発の「スマートローダ」が生産スケジュールに合わせて電子部品を補給する。製造する製品を切り替える時の段取り替え(セッティングの変更)も自動でできる。
実装作業の状況をリアルタイムにセンシングし、電子部品や基盤に過剰な負荷がかかっていないかを監視。安定した実装品質を確保する。
自己診断機能により予知保全が可能で、工具なしでヘッドなどのユニット交換ができるなどメンテナンス性も高い。
同社の電子部品実装機の最上級機種で、同シリーズとしてクリームはんだ印刷機「NXTR PM(ネクストアール ピーエム)」もラインアップする。
6月5日~7日に東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれる展示会「第21回実装プロセステクノロジー展」で初披露する。