植物工場向けの新型ロボットを開発/HarvestX
植物工場向けの授粉・収穫ロボットを開発するHarvestX(ハーベストX、東京都文京区、市川友貴社長)は11月16日、従来の実証試験機より可動性と効率性を高めた新型の自動栽培ロボット「XV2」を開発したと発表した。
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植物工場向けの授粉・収穫ロボットを開発するHarvestX(ハーベストX、東京都文京区、市川友貴社長)は11月16日、従来の実証試験機より可動性と効率性を高めた新型の自動栽培ロボット「XV2」を開発したと発表した。
不二越は11月10日、組み立て自動化システム「ロボットコネクタ挿入アプリケーション」と、ロボットの制御装置「CFDs」を発売した。ロボットコネクタ挿入アプリケーションは、フレキシブルプリント配線板(FPC)やフレキシブルフラットケーブル(FFC)のコネクターの挿入作業をアシストする。ロボットアーム先端に取り付けられた左右のカメラと視覚センサーで、FPCやFFCとコネクターをステレオで認識。位置を3次元で正確に把握した上で、独自のシステムでコネクターまでの移動ルートを自動計算する。リアルタイムスキャンで追従補正することで、事前に厳密な位置決めをしなくても正確に挿入できる。
ファナックはハンドリング用ロボット2機種を新発売する。12月に量産を開始する「M-1000iA」は、可搬質量1000kg、最大リーチ3253mmの大型のロボットだ。重可搬ロボットに一般的に採用される平行リンク機構ではなく、シリアルリンク機構を採用。平行リンク機構を持つロボットではできなかったアームの直立や、ロボット後方への回転も可能で、広い動作範囲を有する。
セイコーエプソン製品の販売を担うエプソン販売(東京都新宿区、鈴村文徳社長)は12月8日、ウェブセミナー(ウェビナー)「製造業DXの課題と展望」を開催する。同ウェビナーは連続企画で、9月にも同テーマで製造業向けデジタルトランスフォーメーション(DX、デジタル技術による業務変革)に関するセミナーやパネルディスカッションを実施した。
物流施設の開発・運用会社の日本GLP(東京都港区、帖佐義之社長)は11月11日、相模原市中央区にある関東最大級の物流施設「GLP ALFALINK(アルファリンク)相模原」のオープニングイベントを開催した。ロボット活用や自動化に力を入れた施設で、併設のコンビニエンスストアなどでも最新のロボットシステムが稼働する。
ロボットハンドなどを製造、販売するデンマークのメーカーOnRobot(オンロボット)は11月12日、同社初のソフトウエア製品「WebLytics(ウェブリティック)」を発売し、ソフト市場に参入すると発表した。複数の協働ロボットシステムの稼働をリアルタイムで監視し、収集したデータを分析して可視化する。機器の予防保全機能なども備える。
チェコの文化を広める活動をしているチェコ外務省の外郭団体チェコセンター東京は11月21日、東京都江東区の日本科学未来館でシンポジウム「チェコが生んだ『ロボット』の行方 ―ロボット工学と人工知能の倫理」を開催する。日本とチェコの研究者が、人工知能(AI)搭載ロボットの人権や自動運転時のAIの責任など、ロボットやAIの倫理の問題に関して発表やディスカッションをする。大阪大学の石黒浩教授や慶応義塾大学の新保史生教授、カレル・チャペック・センターのダヴィッド・チェルニー氏やトマーシュ・フジーベク氏などが登壇予定。チェコ側はウェブ会議システムを通して参加する。
安川電機は10月29日、タブレット型のプログラミングペンダント「スマートペンダント」を「MotoMINI(モートミニ)」など小型垂直多関節ロボット4機種に適用し、「スマートシリーズ」として販売を開始した。
人工知能(AI)などの先端技術を研究するオムロングループのオムロンサイニックエックス(東京都文京区、諏訪正樹社長)は11月11日、京都大学、東京工業大学、奈良先端科学技術大学院大学と、ロボット制御に関する共同研究プロジェクトを開始すると発表した。人の言葉(自然言語)による指示で、ロボットが多様な作業をできるようにする。
繊維製品メーカーのクラボウは、小型コネクターの締結作業を自動化するロボットシステムを10月25日に発売した。2020年4月に発売した線状物の認識に特化したロボット用高速3次元ビジョンセンサー「KURASENSE(クラセンス)」を搭載している。10月27日~29日に東京ビッグサイトで開かれた国際電子回路産業展(JPCAショー)で披露した。