協働ロボットで巻き寿司製造を自動化/アールティ
人型ロボット「Foodly(フードリー)」を開発するアールティ(東京都千代田区、中川友紀子社長)は3月22日、寿司作りロボットを開発する鈴茂器工(東京都練馬区、鈴木美奈子社長)と共同で、のり巻きを作る人型協働ロボット「Foodly スズモコラボモデル」を開発したと発表した。
のり巻きロボット「SVR-NVG」の使用時に、これまで人が手作業で行っていたのりのセットと具材の供給、また完成したのり巻きを包装するロールパック機「ZNS-FRA」への投入もフードリーが行う。専用のハンドを開発することで、フードリー1台でのり、具材、完成したのり巻きの3種類をピッキングできるようにした。
4月20日、21日に東京都豊島区の池袋サンシャインシティで鈴茂器工が開催する「スズモフェア2021東京」で同製品をデモ展示する。展示用に開発した参考出品機だが、ニーズに応じて販売も検討する。