ロボットやAIの倫理に関するシンポジウム/チェコセンター東京
チェコの文化を広める活動をしているチェコ外務省の外郭団体チェコセンター東京は11月21日、東京都江東区の日本科学未来館でシンポジウム「チェコが生んだ『ロボット』の行方 ―ロボット工学と人工知能の倫理」を開催する。
日本とチェコの研究者が、人工知能(AI)搭載ロボットの人権や自動運転時のAIの責任など、ロボットやAIの倫理の問題に関して発表やディスカッションをする。大阪大学の石黒浩教授や慶応義塾大学の新保史生教授、カレル・チャペック・センターのダヴィッド・チェルニー氏やトマーシュ・フジーベク氏などが登壇予定。チェコ側はウェブ会議システムを通して参加する。
2020年はチェコ共和国と日本の外交関係樹立100周年で、チェコの作家カレル・チャペックが「ロボット」という言葉を生み出してからも100周年だった。このイベントは日本・チェコ交流100周年記念行事の一環として企画されたもので、新型コロナウイルス禍により昨年から延期され、今年の開催となった。
事前予約制で、詳細情報はチェコセンター東京のウェブサイトから。