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2023.08.29

日本マテリアルフロー研究センターが第8回定時総会を開催

 物流に関する調査研究や人材育成などを手掛ける日本マテリアルフロー研究センター(JMFI、会長・松川弘明慶応義塾大学教授=写真)は8月25日、「第8回定時総会」を開き、総会後には懇親会を開催した。
 
 懇親会では松川会長が「日本の物流をより良くし、各産業の稼ぐ力を物流でどう支えるのか、一緒に考えていきたい」と改めて決意を述べた。

左が国土交通省の鶴田浩久自動車局長、右が経済産業省の真鍋英樹審議官

 続いて、来賓の国土交通省の鶴田浩久自動車局長が登壇。「10月から拡大改組で自動車局が物流関連部署を取り込み、物流・自動車局になる。より大きな組織で2024年問題をはじめ物流分野に取り組んでいく」と語った。

 同じく来賓の経済産業省の真鍋英樹審議官は「2024年問題は国民生活に直結する問題。国土交通省と経済産業省、物流企業と荷主企業が連携して乗り越えていければ」との思いを語った。

 同センターは、物流関連の機器メーカーや物流サービス会社、物流部門を持つ企業などが幅広く参加する団体。倉庫や工場内でのマテリアルハンドリング(マテハン)の自動化を担うマテハン機器のメーカーも会員として多数名を連ねる。

(ロボットダイジェスト編集デスク 曽根勇也)

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