食品機械展でロボットに熱視線【その2】/FOOMA JAPAN2024(1/3)
自動化領域を広げる/安川電機
教示データを圧縮し生産性向上/ファナック
自動化パッケージですぐ稼働/三菱電機
三菱電機は標準化ロボットセル「BLOCK CONNECT CELL(ブロック・コネクト・セル)」を出展した。ロボットと制御盤、架台などで構成し、ロボットは同社の垂直多関節ロボットやスカラロボットなどから選べる。
アプリケーション(使い方)に応じてカスタマイズでき、ブースでは外観検査の自動化をアピールした。トレー上のワーク(対象物)の欠けや変形などを検査し、不良品を抜き出して、その空いたスペースに良品を補充する。トレーに最大数の良品を載せることで次工程への搬送効率を最大化できる。
「展示を通じてロボットの活用方法だけでなく、ロボットセルの設置に必要なスペースや操作の簡単さも実感してもらえれば」と担当者は話す。