システム開発の新会社をオランダに設立/豊田自動織機
豊田自動織機は4月1日、自動運転フォークリフト(AGF)や無人搬送車(AGV)、自律移動搬送ロボット(AMR)などの自動物流車両・機器を統合制御するシステムを開発する新会社「T-Hive. B. V.(ティーハイブ)」を、オランダのヘルダーラント州に設立した。
生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン
RECENT POSTS
豊田自動織機は4月1日、自動運転フォークリフト(AGF)や無人搬送車(AGV)、自律移動搬送ロボット(AMR)などの自動物流車両・機器を統合制御するシステムを開発する新会社「T-Hive. B. V.(ティーハイブ)」を、オランダのヘルダーラント州に設立した。
安川電機は4月20日、ロボットアームと溶接設備などをパッケージにした「MOTOPAC(モートパック)」シリーズの新たなラインアップとしてレーザー溶接パッケージ「MOTOPAC-RL2D300-GP25JP」を発売した。
日本ロボット工業会(JARA、会長・小笠原浩安川電機社長)は4月22日、2021年1-3月期の会員企業による産業用ロボットの受注額や出荷額を発表した。受注額は前年同期比43.2%増の2460億円を記録した。3四半期連続の増加。四半期としては20年10-12月期に記録したばかりの過去最高額を再び更新した。国内需要の勢いがない一方、中国を中心にしたアジアは全般的に好調だった。また、生産額は同22.1%増の2074億円、出荷額は同24.7%増の2144億円と、それぞれ2四半期連続で増加した。特に中国向けの輸出金額は次世代通信規格(5G)関連や溶接向けを中心に840億円となり、全輸出額の51%を占めた。JARAは「新型コロナウイルスの感染症の影響や地政学的リスクなど、先行きは不透明だが、需要を強くけん引する」と中国を評価する。
工場自動化(ファクトリオートメーション)向けシステム開発の大手、米国ロックウェル・オートメーションと、イタリアの大手ロボットメーカーのコマウは4月20日、ロボット制御ソリューションで協業すると発表した。
光学機器メーカーのキヤノンは4月21日、同社の3次元(D)マシン・ビジョン・システム 「RVシリーズ」がデンマークに本社を置く協働ロボットメーカー、ユニバーサルロボット(UR)の公認周辺機器「UR+(プラス)」の認証を取得したと発表した。
さまざまな業界の市場調査レポートなどを提供する米国の市場調査会社SDKI は医薬品ロボット市場のレポートを4月16日に発刊した。
物流システムを設計、製造するダイフクは4月20日、無人搬送車(AGV)向けのワイヤレス充電システム「D-PAD(ディー・パッド)」の新モデルを発売した。新モデルでは最大100Aでの急速充電を可能にした。
日立製作所は4月20日、医療機器や医療向け消耗品を販売する小西医療器(大阪市中央区、堤田宏社長)の物流拠点に自動化システムを納入したと発表した。大阪府門真市の「大阪ソリューションセンター」に、自動倉庫や、日立インダストリアルプロダクツ(東京都千代田区、小林圭三社長)の自動搬送ロボット「Racrew(ラックル)」などを導入した。
自動搬送ロボットなどを開発、販売するZMP(東京都文京区、谷口恒社長)は4月15日、「ZMP World(ワールド) 2021」と「ZMPワールド デモウィーク」を開催すると発表した。
ドイツに本拠地を置く真空機器メーカーの日本法人、シュマルツ(横浜市都筑区、ゲッテゲンス・アーネ社長)は4月14日、吸い込み流量の大きい真空発生装置(エジェクター)「協働ロボット用コンパクトエジェクタ RECB」をラインアップに加えたと発表した。