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特集・トピックス

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愛知県でロボットPCR検査を開始/川崎重工業

川崎重工業は3月4日、愛知県の市営地下鉄黒川駅構内に検体採取ブースを開設し、PCR検査サービスを開始した。 今回の検査サービスは、政府が進める「PCR等検査無料化事業」として愛知県より認可を得て実施するもので、同社が同事業でPCR検査サービスを展開するのは東京都、兵庫県に続く3例目。同社の自動PCR検査ロボットシステムを活用し、受け付けから検体採取、検査、結果通知までの一貫した検査サービスを無料で提供する。

自動制御+遠隔操作のハイブリッドで冷蔵環境での作業を代替/Telexistence、ニチレイロジグループ本社

遠隔操作技術に強みを持つロボットベンチャー企業のTelexistence (テレイグジスタンス、東京都中央区、富岡仁最高経営責任者<CEO>)は3月4日、ニチレイロジグループ本社(東京都中央区、梅澤一彦社長)と共同で、新開発の物流向けロボットシステムの実証実験を実施した。箱を上からではなく横から吸着することで、保冷カバー付きのカゴ台車でも高い積載効率を実現する。

[特集 国際ロボット展vol.10]扱いやすさは周りが決める/オンロボット、アジリル

ロボットはロボットハンドなどの周辺機器と組み合わせて、初めて具体的な用途に使える。そのためロボットの扱いやすさは、周辺機器にも左右される。そこで周辺機器を包括的にラインアップして提案する企業が増えている。OnRobot(オンロボット、日本法人=東京都渋谷区、鈴木孝代表)は、協働ロボット向けの豊富な製品群で顧客の要望に応える。また、アジリル(日本法人=横浜市緑区、ロベール・シャンプー社長)は独自のパーツフィーダーなどでピッキング作業を簡単にする。

ヒト型ロボットNEXTAGEに新機種を追加/カワダロボティクス

カワダロボティクス(東京都台東区、川田忠裕社長)は3月1日、ヒト型ロボット「NEXTAGE(ネクステージ)」シリーズに新機種「Fillie(フィリー)」を追加したと発表した。開発コンセプトは「コンパクトサイズ」「コストパフォーマンス」「親和性の高いデザイン」の3つ。可搬質量は最大で片手2kg、両手4kgで、価格は600万円から。3月9日から東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれる「2022国際ロボット展(iREX2022)」で同機種のデモンストレーションを披露する。

[特集 国際ロボット展vol.9]具体的なイメージで呼び込む/ダイドー、山善

ロボットシステムの開発、製造の表舞台では各ロボットメーカーやシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)が活躍するが、商社の存在は大きい。流通を担う商社本来の役割に加え、自身がSIerの機能を持つケースも増えた。商材の多様性を生かしたロボットの常設展示やパッケージ製品の開発、コンピューター上でのシミュレーションなどを通じて、導入を妨げるハードルの突破を促す。

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