協働ロボットの真空グリッパーと機械式グリッパーを付け替え/シュマルツ
ドイツに本拠地を置く真空機器メーカーの日本法人、シュマルツ(横浜市都筑区、ゲッテゲンス・アーネ社長)は3月2日、オート・ツール・チェンジャー「MATCH」を発売したと発表した。
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ドイツに本拠地を置く真空機器メーカーの日本法人、シュマルツ(横浜市都筑区、ゲッテゲンス・アーネ社長)は3月2日、オート・ツール・チェンジャー「MATCH」を発売したと発表した。
早稲田大学発のロボットベンチャー企業の東京ロボティクス(東京都新宿区、坂本義弘社長)は3月6日、物流向けロボット「モバイルグリッパ」の製品版プロトタイプを開発したと発表した。
川崎重工業は3月4日、愛知県の市営地下鉄黒川駅構内に検体採取ブースを開設し、PCR検査サービスを開始した。 今回の検査サービスは、政府が進める「PCR等検査無料化事業」として愛知県より認可を得て実施するもので、同社が同事業でPCR検査サービスを展開するのは東京都、兵庫県に続く3例目。同社の自動PCR検査ロボットシステムを活用し、受け付けから検体採取、検査、結果通知までの一貫した検査サービスを無料で提供する。
遠隔操作技術に強みを持つロボットベンチャー企業のTelexistence (テレイグジスタンス、東京都中央区、富岡仁最高経営責任者<CEO>)は3月4日、ニチレイロジグループ本社(東京都中央区、梅澤一彦社長)と共同で、新開発の物流向けロボットシステムの実証実験を実施した。箱を上からではなく横から吸着することで、保冷カバー付きのカゴ台車でも高い積載効率を実現する。
中国に本社を置くHAI ROBOTICS(ハイロボティクス)の日本法人、HAI ROBOTICS JAPAN(ハイ・ロボティクス・ジャパン、埼玉県三芳町、リュウ・コウ社長)は3月1日、「HRJテクニカル・センター」を本社併設で開設した。
「僕らはプロだから、ロボット本体の動きはあまり見ない。見るのは、ロボットの前までどう仕事が流れて来るか、後工程にどう回しているか、ロボットの周辺の環境をどう整えているか。そういう所にシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の実力が出るんですよ」
ロボットはロボットハンドなどの周辺機器と組み合わせて、初めて具体的な用途に使える。そのためロボットの扱いやすさは、周辺機器にも左右される。そこで周辺機器を包括的にラインアップして提案する企業が増えている。OnRobot(オンロボット、日本法人=東京都渋谷区、鈴木孝代表)は、協働ロボット向けの豊富な製品群で顧客の要望に応える。また、アジリル(日本法人=横浜市緑区、ロベール・シャンプー社長)は独自のパーツフィーダーなどでピッキング作業を簡単にする。
カワダロボティクス(東京都台東区、川田忠裕社長)は3月1日、ヒト型ロボット「NEXTAGE(ネクステージ)」シリーズに新機種「Fillie(フィリー)」を追加したと発表した。開発コンセプトは「コンパクトサイズ」「コストパフォーマンス」「親和性の高いデザイン」の3つ。可搬質量は最大で片手2kg、両手4kgで、価格は600万円から。3月9日から東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれる「2022国際ロボット展(iREX2022)」で同機種のデモンストレーションを披露する。
ロボットシステムの開発、製造の表舞台では各ロボットメーカーやシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)が活躍するが、商社の存在は大きい。流通を担う商社本来の役割に加え、自身がSIerの機能を持つケースも増えた。商材の多様性を生かしたロボットの常設展示やパッケージ製品の開発、コンピューター上でのシミュレーションなどを通じて、導入を妨げるハードルの突破を促す。
三菱電機は2月28日、同社が開発する人工知能(AI)技術「Maisart(マイサート)」の一つとして、ロボットの動作プログラムを自動生成する「ティーチングレスロボットシステム技術」を開発したと発表した。