生産現場のロボット化と自動化を支援するウェブマガジン

初のAIイベントで、検査や搬送の自動化を提案/武蔵精密工業

自動車部品メーカーの武蔵精密工業は4月25日、愛知県豊橋市の本社で人工知能(AI)関連イベントを初開催した。イスラエルのAIベンチャーのSIX AIとの合弁会社であるMusashi AI(愛知県豊橋市、村田宗太最高経営責任者<CEO>)と同じく合弁会社の634 AIが主体となり、AI外観検査装置や自律走行型搬送ロボット(AMR)、集中管理システムを紹介。従来は人手に頼っていた検査や搬送の工程の自動化を提案した。

[ショールーム探訪vol.14]協働ロボットを体験してもらう場/IDECファクトリーソリューションズ

ロボットダイジェストの記者が、読者に代わってショールームを訪問する連載企画「ショールーム探訪」。14回目は、協働ロボットに特化したシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のIDECファクトリーソリューションズ(愛知県一宮市、武仲清貴社長)が昨年4月に移転拡張した「協調安全ロボットテクニカルセンター」を紹介する。「協働ロボットを体験してもらう場」との位置付けで、ショールームにはさまざまなメーカーの協働ロボットが展示されている。

「2024年問題」を見据えた提案続々/第4回関西物流展

大阪市住之江区のインテックス大阪で4月12日から14日までの3日間、「第4回関西物流展」が開催された。物流業界は、喫緊の課題である「2024年問題」や人手不足に頭を悩ませる企業が多い。2024年を間近に控えた今回展では、労働者の肉体的負荷や労働時間を減らせるよう、物流現場の省力化や省人化を推進する製品やソリューションを披露する企業が目立った。

中国の協働ロボ・卓上ロボメーカーDOBOTが日本法人を設立/DOBOT JAPAN

中国の深センに本社を置くロボットメーカーDOBOT(ドゥーボット)が日本法人DOBOT JAPAN(ドゥーボットジャパン、東京都港区、ロウ・ジュリン代表)を設立した。東名阪に事務所とサービス担当者を置き、日本での販売拡大を図る。DOBOT創業者のジェリー・リュウ最高経営責任者(CEO)は「私たちは日本市場に根付き、日本のあらゆる業界のお客さまにより迅速な製品導入やサービスなどを提供することを目指して努力していく」と述べた。

[注目製品PickUp! vol.51]コスパやサービスを武器に拡販/ハイウィン「RAシリーズ」

編集部が注目したロボット関連の製品を紹介する連載企画「注目製品PickUp!」。今回は、台湾のハイウィン(日本法人:神戸市西区、林育志代表取締役副社長)の産業用ロボットから、6軸垂直多関節ロボット「RAシリーズ」をピックアップした。同社はもともと各種モーターやボールねじ、直動案内機器(リニアガイド)などを開発、製造する機械部品メーカーであり、自社製品を組み合わせてロボットを開発することで、高いコストパフォーマンスを実現した。周辺機器にも自社製品を活用でき、ロボットシステムの概念検証まで引き受けるなど、事業領域の広さとサービス力を武器にロボット導入を提案する。

[SIerを訪ねてvol.33]ソフト視点で自律化を提案/ソフィックス

ロボットシステムの構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」。今回は、ハードウエア技術に強みを持つSIerとは異なり、ソフトウエア技術を中心としたSIerとして「スマートSIer」を自称するソフィックス(横浜市港北区、直井貴史社長)を紹介する。柔軟で動的な「自律化」したロボットシステムの構築に、ソフト視点でアプローチしている。

[注目製品PickUp! vol.50] 自慢の光学技術で生んだ薄く軽い力覚センサー/キヤノン「FH-300-20」

キヤノンは4月中旬、産業用ロボット向けの6軸力覚センサー「FH-300-20」を発売する。同社が30年以上培ってきた光学式エンコーダーを官能部に応用した。エンコーダーを複数使い、6軸の動きを把握する。担当者は「市販の力覚センサーでは初めての方式」と話す。この新たな方式で、軽くて薄い本体にも関わらず、高精度と即応性を実現した。

ロボット、AGV・AMRに注目集まる/名古屋ものづくりワールド2023

製造業関連の専門展「名古屋ものづくりワールド2023」が4月12日~14日の3日間、名古屋市港区のポートメッセなごやで開催された。会場ではロボットや無人搬送車(AGV)、自律走行型搬送ロボット(AMR)の展示が目立ち、人手不足など製造業の各種課題を解決するソリューションが脚光を浴びた。

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