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2023.08.17

AMRの経路生成を最適化するAI技術の共同研究を開始/凸版印刷

 大手印刷会社の凸版印刷は8月10日、東京農工大学と人工知能(AI)技術を使った自律走行型搬送ロボット(AMR)の経路生成システムに関する共同研究を開始したと発表した。

 今回の共同研究では、AMRやスマートフォンなどで動作するAIを開発し、物流倉庫でのピッキング作業におけるAMRの経路生成を最適化する。複数のAMRやネットワークに接続した端末間で共有した情報を利用することで、各AMRが自律的に環境と状況を判断し、最適な搬送経路をリアルタイムで生成できるようになる。
 AI技術の開発後は、AMRへの実装とピッキングシステムの試作をし、物流倉庫で評価実証に取り組む。
 将来的には社内業務の効率化や、AI技術の製品化を目指す。

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