真空グリッパーメーカーのシュマルツ(横浜市都筑区、ゲッテゲンス・アーネ社長)は11月13日、本社のテストルームにファナックの大型ロボット「M-410iC」を設置したと発表した。
M-410iCの可搬質量は500kgで、物流分野で多く活用される多関節ロボットだ。
真空グリッパーが使われる現場を再現したテストルームで、従来は難しかった大型グリッパー「SPZ」や「SSP」の導入前の動作確認ができる。
SPZは約200kgまでの物を運べるので、段ボール箱などの運搬に向く。吸着部はパッドタイプのほか、スポンジタイプも選べる。SSPはユニットの組み合わせ次第で、多様な形状や素材の対象物に対応できる。