セイコーエプソンは2月20日、6軸垂直多関節ロボットの新シリーズ「VT6L」を発売した。
VT6Lはロボットを制御するコントローラーとロボット本体が一体化しているため、設置がしやすい。また、バッテリーからの電力なしでモーターの原点位置を記憶できるため、バッテリーが不要で交換の手間と費用がかからない。
可搬重量は6kgで、電気・電子部品や自動車部品の搬送や組み立て作業に向く。6軸多関節ロボットのエントリーモデルで、標準価格は138 万円。価格が要因で自動化に踏み切れなかった層に向け、人がしている単純作業の置き換えを提案する。