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2019.04.03

ロボットを実機で検証する施設をオープン、開発を加速/プリファードネットワークス

 人工知能(AI)の一種であるディープラーニング(深層学習)技術に強みを持つベンチャー企業のPreferred Networks(プリファードネットワークス、東京都千代田区、西川徹社長)はこのほど、実際にロボットを使ってグリッパーなどの動作を検証できる施設「メカノ工房」を本社近くに開設した。
 メカノ工房では、検証の対象となる機器を短期間で試作し、実際に近い環境での動作検証と改善を短期間で繰り返す。ソフトウエアの開発で使われるこうした手法をロボットの関連機器などに応用し、開発を加速させる狙いだ。
 工房には、3Dプリンターや、マシニングセンタと呼ばれる工作機械などが並ぶ。ロボットの部品とソフトそれぞれの技術者が、お互いの専門領域を学びあうことで知識と技術を高める狙いもある。

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