北米のロボットSI事業に参入/日立製作所
日立製作所(以下、日立)と米国の投資会社クレストビューパートナーズ(以下、クレストビュー)は4月23日、クレストビューの関連会社である米国JRオートメーションテクノロジーのシステムインテグレーション(SI)事業などを日立が買い取る契約を締結した。価格は14億2500万ドル(約1582億円)で、年内に買収を完了する予定。今回の買収を契機に、日立は北米のロボットSI事業に参入する。
JRオートメーションは1980 年の創業以来、北米を中心に世界各地でロボットSI 事業を展開してきた。自動車や航空機、医療機器など幅広い業界で実績があり、搬送や溶接、組み立てなど、さまざまな工程の自動化に対応できる。日立は、同社が持つ技術や製品を活用し、ロボットSI事業のグローバル化を進める狙いだ。