4‐6月の産ロボ受注額16.5%減、鈍化傾向が長期化/日本ロボット工業会
日本ロボット工業会(会長・橋本康彦川崎重工業取締役)は7月25日、2019年4‐6月期の会員企業による産業用ロボットの受注額を発表した。
受注額は1775億円で前年同期比16.5%減、受注台数は4万6395台で同23.4%減だった。受注額は19年1‐3月期と比べれば増加したものの、3四半期連続で前年同期比減が続いており「昨年下期から続く鈍化傾向は長期化している」との見解を同工業会は示した。
出荷額は1578億円で前年同期比16.1%減。用途別出荷額を見ると、溶接が31.0%減、クリーンルーム向けが同48.3%減となり全体を押し下げた。出荷額の7割を占める輸出は1136億円で前年同期比21.5%減となった。