愛知で2020年開催の産ロボ展、9月2日に出展募集を開始/ニュースダイジェスト社など
ニュースダイジェスト社(名古屋市千種区、樋口八郎社長)と愛知県機械工具商業協同組合(愛機工、会長・水谷隆彦ミズタニ機販社長)は9月2日から、産業用ロボットと自動化システムの専門展「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボット・テクノロジー・ジャパン)」の出展募集を開始する。
同展は2020年7月に愛知県常滑市の愛知県国際展示場(アイチ・スカイ・エキスポ)で初開催するもので、サービスロボットは対象とせず、製造現場や物流拠点の自動化に寄与する製品に特化したことが特徴。産業用ロボットの本体や周辺機器に加え、工作機械や食品機械向けの自動化システムなども対象で、ロボットシステムの構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)の展示ゾーンも設ける。
「“ものづくり中部”のさらなる発展には産業用ロボットを活用した省人化、自動化が必須だが、メーカーや商社にとっては『ニーズは高いのに提案する場がない』という状態だった。本展をきっかけにロボット活用が進むことを期待する」とニュースダイジェスト社の樋口八郎社長は述べる。
ニュースダイジェスト社は産業用ロボット専門のウェブマガジン「robot digest(ロボットダイジェスト)」を運営し、工場自動化(ファクトリーオートメーション=FA)の専門誌「月刊生産財マーケティング」を発行する出版社。同社と愛機工は共同で2年に1度、奇数年にFA専門展「メカトロテックジャパン(MECT)」を開催しており、通算16回目となった17年展には457社・団体が出展、9万2000人以上が来場した。