組み込み仕様の協働ロボットを発売/ユニバーサルロボット
ユニバーサルロボットの日本支社(東京都港区、山根剛ゼネラルマネジャー)は11月26日、協働ロボット「OEM DC/ACモデル」(=写真)を国内発売した。
ロボット本体を産業機械に組み込むことを前提に、付属するコントローラーなどの仕様を従来機とは変えた。また、動作の教示に使うティーチングペンダントを省略。周辺機器を含めて軽量化し、設置スペースも減らした。同社の主力製品「eシリーズ」と同様に可搬質量別で「UR3e」「UR5e」「UR10e」「UR16e」の4機種を用意する。
一般的にロボットの電源は交流(AC)電源だが、直流(DC)電源に対応するモデルも用意した。無人搬送車(AGV)などに搭載されるDCバッテリーを電源にできる。従来のようにAGV用とロボット用の2つのバッテリーを搭載せずに済み、搭載質量やスペースなどを有効活用できる。