防じん・防滴仕様や食品仕様の協働ロボなど発売/安川電機
安川電機は11月25日、防じん・防滴(ぼうてき)仕様の協働ロボットのラインアップに20kg可搬の「MOTOMAN(モートマン)-HC20DT」(写真)を追加した。従来の可搬質量10kgの機種と比べ、より大型で重い対象物を運べる他、複数の小さい物を同時に運べば作業効率を上げられる。
翌26日には、可搬質量10kg、最大リーチ1200mmの食品仕様の協働ロボット「MOTOMAN-HC10DTF」を発売。表面に特殊なメッキ処理を施しており、酸性やアルカリ性の洗浄剤やアルコールでロボット全体を洗浄できる。グリースは万が一食品に混入しても健康への影響が極めて少ない食品機械用の物を使用した。
27日には防爆仕様のロボット「MOTOMAN-MHP45L」を発売した。可搬質量は45kg、最大リーチ2850mmで、こちらは協働ロボットではなく通常の産業用ロボット。揮発性のある塗料を使用する塗装エリア内での搬送などに適する。