デンマークに世界最大級の協働ロボの新施設/ユニバーサルロボット、モバイル・インダストリアル・ロボット
デンマークに本社を置く協働ロボットメーカー、ユニバーサルロボット(UR)は2月7日、自律走行型搬送ロボットを製造する同じくデンマークのモバイル・インダストリアル・ロボット(MiR)と共同で、両社の新たな本拠地となる施設「コボットハブ」(=写真はイメージ)を建設すると発表した。
両社が本社を置くオーデンセ市に建設する。建屋面積は3万2000㎡で、2022年初頭に完成する予定だ。両社は総額で3600万ドル(約40億円)を投資する。新施設の建設を通して、協働ロボットと自律走行型搬送ロボットの各領域での両社のリーダーシップをさらに強化し、優秀な人材の確保にもつなげる。MiRのトーマス・ビスティー最高経営責任者(CEO)は「優れた設備を備えた専門的な環境を提供することで、世界中から人材を集めたい」と話す。
両社とも、半導体の試験機器などを製造する米国テラダインの傘下にある。