従来の同社減速機とは異なる差動減速機構(偏心揺動型)を採用し、高い剛性と許容トルク(対応できる回転力の強さ)を実現した。ローラーを直交配列した軸受けを出力軸と一体化しており、コンパクトでありながら出力軸への負荷にも強い。減速比が変わっても歯車のかみ合い率がほぼ変わらないため、低減速比でも高いトルクが得られる。
中心部に穴が開いた中空構造で、中空径が大きく、ケーブルの配線などに利用できる。
2月から5月末までサンプル品の無償提供キャンペーンを実施し、ロボットメーカーやFA機器メーカーに提案していく。同製品は次世代を担う「成長エンジン」の位置付けで、今後も順次製品ラインアップを拡充する計画だ。