[特集 物流機器は新世代へvol.11]愛知初の国際物流総合展がついに開幕
アジア最大級の物流展「国際物流総合展2021」が3月9日、中部国際空港に直結するアイチ・スカイ・エキスポ(愛知県国際展示場、愛知県常滑市)でついに幕を開けた。今回で14回目を迎え、首都圏以外の地方での開催は初めて。新型コロナウイルス感染症の影響下での開幕ながら245社が出展し、来場者に向け物流現場の最新製品やサービスを提案する。
初日に開かれた開会式で、日本能率協会の中村正己会長は「これからこの会場に3万人の来場者が訪れる。会場を見て、感じて、会話ができるリアルな商談。充実した4日間になると確信する」と開幕への期待を述べた。
また同展実行委員長の渡辺博一三菱ロジスネクスト常務執行役員は「激動の時代にさまざまな変化が起きている。物流網でも技術や人を変化させ、最適化する必要がある。今回展での提案が、日本経済のさらなる発展と持続可能な社会の実現への寄与に期待する」との意気込みを述べた。
その後、ファンファーレが鳴ってテープが切られ、入場を待ちわびる来場者に開幕を告げた。同展は3月12日までの4日間開催される。