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2022.05.10

愛知のロボット展の事前来場登録とセミナー聴講予約の受付開始/ニュースダイジェスト社、愛知県機械工具商業協同組合

 ニュースダイジェスト社(名古屋市千種区、樋口八郎社長)と愛知県機械工具商業協同組合(愛機工、理事長・水谷隆彦ミズタニ機販社長)は5月10日、産業用ロボットと自動化システムの専門展「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボットテクノロジージャパン、RTJ)2022」の事前来場登録の受け付けを開始した。
 RTJ2022は今年6月30日~7月2日に愛知県常滑市の愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo、アイチ・スカイ・エキスポ)で開かれる。
 事前来場登録をすると、入場料金(通常1000円)が無料になる。公式ウェブサイトの専用ページで受け付ける。

会場のアイチ・スカイ・エキスポ

 また、同日に会場内の主催者ステージで開催するセミナーの聴講予約の受け付けも開始した。
 会期初日の6月30日(木)は「これからのロボットの使い方」と題し、国内外の大手ロボットメーカー4社や経済産業省の代表者が語り合う。

 2日目の7月1日(金)には、FA・ロボットシステムインテグレータ協会が主催で「SIer’s Day in 愛知」を開く。ロボットのシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)同士や、SIerとロボット導入を検討する企業が交流を図るイベントで、中小製造業を中心にした具体的な導入事例や中部地方を代表するSIerなどを紹介する。

 3日目の7月2日(土)には「新分野に学ぶロボット活用術」と題し、農作業や宇宙での作業にロボットを適用するベンチャー企業が登壇する。過酷な環境でロボットを使うベンチャー企業の取り組みから、製造業や物流現場における次世代の自動化を実現するヒントを探るという。

 各セミナーとも無料で定員は240人。事前登録制で申し込みは先着順となる。詳細は主催者企画の紹介ページから。

RTJ2022とは

 RTJ2022は今回が初開催の産業用ロボットと自動化システムの専門展。出展者は199社で、1093小間(4月25日時点)の規模を予定する。産業用ロボットや自動化システムの展示会としては、西暦の奇数年に東京で開かれる国際ロボット展(iREX)に次ぐ国内で2番目の規模という。

 ロボットメーカーはもちろん、ロボットハンドやセンサーなどの周辺機器、無人搬送車(AGV)、計測システムなど、自動化に関わる幅広い分野の企業が出展する。
 また、ロボットの現場への設置やシステム構築を担うSIerが集まる「SIerゾーン」を用意。同ゾーンでは、実践的で現場の用途に近い「ロボットの使い方」の展示が見込まれ、より具体的な導入イメージを描ける場になる。
 それだけでなく、工作機械をはじめとした大手産業機械メーカーなども多数出展しており、産業機械や機器と産業用ロボットが連携した実用的な自動化システムの展示も注目という。

 詳細はRTJ2022の公式ホームページから。

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