産学官金連携のスタートアップ支援プログラム参加5社が決定/北九州市
北九州市は8月10日、産学官金(※編集部注:金は金融機関)が連携してスタートアップ企業の事業成長支援を行う「スタートアップSDGsイノベーショントライアル」の採択企業5社を発表した。本トライアルは製品の開発や販路拡大を通じたプロダクト・マーケット・フィット(PMF、製品が特定の市場において適合している状態)の達成を目標に、外部の専門家などによる支援を行う他、最大2000万円を補助する。
5社の採択企業のうち、ロボット分野で採択されたのが搬送ロボットを開発するTriOrb(トライオーブ、北九州市、石田秀一最高経営責任者<CEO>)。トライオーブは九州工業大学が発明した「球駆動式全方向移動機構」をコア技術とし、関連ソフトウエアから保守にまでワンストップで提供する。