クリーンルームなどに適した真空バランサーを発売/シュマルツ
ドイツに本社を置く真空機器メーカー、シュマルツの日本法人(横浜市都筑区、小野雅史社長)は1月23日、クリーンルームなど高い清浄度が求められる環境での重量物搬送をサポートする手動搬送システム「ハイジェニック真空バランサー・パルバックスプリント」を発売したと発表した。
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ドイツに本社を置く真空機器メーカー、シュマルツの日本法人(横浜市都筑区、小野雅史社長)は1月23日、クリーンルームなど高い清浄度が求められる環境での重量物搬送をサポートする手動搬送システム「ハイジェニック真空バランサー・パルバックスプリント」を発売したと発表した。
ロボットダイジェスト編集部が注目したロボット関連製品を紹介する連載企画「注目製品PickUp!」。第76回は力覚センサーメーカーのワコーテック(富山県高岡市、岡田和広社長)が開発した協働ロボット用の6軸力覚センサー「WKF-Cシリーズ」を取り上げる。同社の力覚センサーはWKF-Cシリーズも含めて全製品共通で静電容量式を採用しており、耐久性が高い上に低コストで製造できるのが特徴だ。岡田社長は「静電容量の技術は特許で押さえており、競合他社が作りにくい」と話す。
ロボットの遠隔操作用クラウドサービス「Remolink(リモリンク)」を展開するリモートロボティクス(東京都港区、田中宏和社長)は1月22日、遠隔操作業務を社外にアウトソーシング(委託)する機能を開発したと発表した。
ノルウェーに本社を置くZivid(ジビッド)は昨年12月、ロボットアームの手首に取り付けるタイプの3Dビジョンシステムの新製品「Zivid2+R(ジビッド・ツー・プラス・アール)」を発売した。従来比3倍の撮影速度を実現した機種で、3Dの点群情報だけでなく、色の情報も同時に取得できる。透明な対象物(ワーク)や光を反射するワークも精度よく認識可能だ。「Zivid2+Rならビジョンシステムがボトルネックにならず、システム全体の生産性を高められる。3Dビジョンシステムには安価なものもあるが、Zivid2+Rのような高性能・高品質な製品を選ぶべき」と黒澤和人セールスディレクターは言う。
マテリアルハンドリング(マテハン)大手のオークラ輸送機(兵庫県加古川市、大庫良一社長)は、顧客に最新技術を提案する場として本社敷地内に「オークラ本社工場ショールーム」を構える。記者がショールームを訪ねた日は同社製品の導入を検討する顧客向けの内覧会が開催されていた。記者も顧客に混ざり、実際に製品を試したり、間近でロボットが動く様子を目の当たりにしたことで、製品の機能や強みを体感できた。
自動搬送ロボットなどを開発、販売するZMP(東京都文京区、谷口恒社長)のイレム・ウィグルさんは、ロボットエンジニアとして自動走行技術の開発を手掛ける。自動走行で重要な自己位置を認識する技術の調整も担当しており、停止位置の精度向上などを実現した。ウィグルさんは「公道で走行実証をしていると、ロボットに興味を持った子どもたちの反応を見られるのがうれしく、開発に力が入ります」と話す。
山善は大阪における大規模物流拠点として「ロジス大阪」を今年1月から本格稼働させる。2024年12月に報道陣向けに説明会を開催し、ロジス大阪の内部を公開した。自律走行型搬送ロボット(AMR)や自動倉庫を活用し、倉庫内物流の効率化と省人化を実現する。
ロボットハンドなどを輸入販売するリンケージ(東京都港区、大楽恒一郎社長)は、デンマークNORDBO ROBOTICS(ノーボロボティクス)のロボット操作システム「MIMIC(ミミック)」の販売に力を入れ始めた。
ヤマハ発動機は2025年1月1日付の人事異動を発表した。※カッコ内は現職、部長は省略
スイスのロボットメーカーのABBは12月16日、オーストリアに本社を置くEngineering Software Steyr(ESS、エンジニアリング・ソフトウエア・シュタイアー)と戦略的提携を結び、自動車の塗装工程向けのシミュレーションツールを共同開発すると発表した。ABBは少数株主としてESSに出資する。出資額は非公表。