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2024.01.17

[2023国際ロボット展リポートvol.18] 海外ブランドの協働ロボも多数出展/テックマンロボット、AUBOロボティクス

近年大きなトレンドとなっているのが、安全柵なしで人と同じ空間で稼働できる協働ロボットだ。vol.4のDobot Robotics(ドゥーボットロボティクス)やvol.13のユニバーサルロボットなど、これまでも海外の協働ロボットメーカーを取り上げてきたが、その他にも海外の協働ロボットメーカーの出展は目立った。

新シリーズや、AMR搭載システムをアピール/テックマンロボット

テックマンロボットは協働ロボットの新シリーズを展示

 台湾の協働ロボットメーカーのテックマンロボットは、新シリーズ「TM Sシリーズ」を会場で披露した。世界各地の最新の安全認証に対応した他、動作速度や繰り返し精度も向上した。

 以前から販売するTMシリーズでは最大可搬20kg・最大リーチ1300mmの「TM20」が可搬・リーチともに最大の機種だったが、TM Sシリーズの「TM25S」は最大可搬25kg・最大リーチ1902mm。会場ではこの可搬質量とリーチを生かし、パレット(荷役台)に箱を積み下ろすパレタイズ/デパレタイズのデモを披露した。

ciRoboticsのAMRとテックマンのロボットアームを組み合わせた

 また、2015年設立のベンチャー企業ciRobotics(シーアイロボティクス、大分市、小野俊二社長)の自律走行ロボット(AMR)「WILL(ウィル)FAモデル」にテックマンのロボットアームを搭載したシステムも展示した。
 「テックマンの協働ロボットとシーアイロボティクスのAMRを組み合わせたシステムを展示するのは今回が初」とテックマンロボット正規代理店のプレミアエンジニアリング(千葉県船橋市)の松本大亮社長は言う。

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