ユーザーのロボット活用を支援するプログラムを開始/ユニバーサルロボット
デンマークの協働ロボットメーカーのユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)は1月30日、ユーザーのロボット活用を支援する無料サービス「カスタマーサクセスプログラム」を開始したと発表した。
URのユーザーには、「MyUR」というポータルサイトのアカウントが付与される。このポータルサイトを介して、豊富な知識を持つ専任担当者「カスタマーサクセスマネージャ」が顧客に合わせたロボット活用戦略を提案する。ロボットを新たに導入する顧客にはシステムの構想などをヒアリングしてアドバイスし、適した教育プログラムなども紹介する。既にロボットを導入済みの顧客にも、稼働状況の確認に加え、より効果的にロボットを活用するためのプログラムの最適化などを必要に応じて提案する。
日本支社の山根代表は「多数のユーザーがロボットシステムの内製化に取り組み、成功している。一方、初めてロボットシステムを構築される方にとっては、自身のアプローチが適切かどうか、より良い方法はないかという疑問が生じることもある。このプログラムではカスタマーサクセスマネージャがこれまでの知見をフル活用し、ユーザーがより大きなリターンを得られるよう支援する」と話す。