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2024.12.20

熱田神宮で設立50周年を祝う/トライエンジニアリング

 システムインテグレーターのトライエンジニアリング(名古屋市守山区、片山誠二社長)は11月30日、同市熱田区の熱田神宮で設立50周年パーティーを開いた。ロボットメーカーなど仕入れ先を中心に約100人が参加した。
 片山社長はあいさつで「これまで革新的なロボットシステムをいくつも生み出すことができた。これからも独自の技術でお客さまの期待に応え、持続可能なものづくりの未来を作り出したい」と語った(=写真)。

 同社は1974年の創業で、機械の設計業務から歴史が始まった。91年には「ロボットヘミングシステム(RHS)」と呼ばれる、ロボットアーム先端のローラーを鉄板に押し付けることで、きれいな折り曲げ加工を実現する技術を世界で初めて開発。自動車のドア板金の端部分などを中心に採用が進んだ。
 近年は、加圧方式にサーボモーター制御を採用してより繊細な加工を可能にしたサーボ加圧式RHSの他、金属切削用や摩擦攪拌接合(FSW)用のロボットシステムなどの新たな技術も多数開発している。

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