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2024.12.26

イベント

過去最多の16チームが成果を披露/第3回高校生ロボットSIリーグ

 高校生のチームがロボットシステムの出来栄えを競い合う「第3回高校生ロボットシステムインテグレーション競技会(高校生ロボットSIリーグ)」が12月14日と15日の2日間、愛知県常滑市の展示会場「Aichi Sky Expo(アイチ・スカイ・エキスポ)」で開催された。
 今回は、愛知県内の工科高等学校を中心に過去最多の16チームが参加。各チームはシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)のサポートを受けつつ、約8カ月かけてロボットシステムの構築に取り組んだ。

チームはロボットシステムに取り入れた工夫などを審査員に向けてプレゼンテーションした

 競技課題は、①ボールペンを組み立てる「デンソーウェーブ部門」②ギア部品を組み立てる「ファナック部門」③ばらばらに置かれた菓子をトレー内の所定の位置に配置する「FUJI部門」④ファナック部門と同様にギア部品を組み立てる「三菱電機部門」⑤高校所有のロボットを使って自由に設定した課題に取り組む「オープン部門」――の5つ。今回からファナック部門が新たに設けられた。各チームは5つの部門に分かれ、プレゼンテーションや実機のデモを通じて約8カ月の成果を披露した。

 最優秀賞(愛知県知事賞)には、ファナック部門にエントリーした愛知総合工科高校が選ばれた。

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