愛知で4年ぶりにフェア開催、自作ロボットなど展示/オリエンタルモーター
多様なロボットを低コストで内製可能
同社グループではロボットの内製化を提案するだけではなく、AZシリーズを組み込んだロボットアームのオリジナル製品もグループ会社のオリムベクスタ(東京都台東区、木方敬社長)が製造、販売している。
今回のフェアではオリムベクスタの4軸仕様の垂直多関節ロボットアーム「OVR680K5N」と5軸仕様の「OVR350K1」を使った、ワーク(被加工物)の良否判定ラインをイメージしたデモシステムも披露した。
デモシステムでは白のピンポン玉を良品、オレンジのピンポン玉を不良品と見立てており、OVR680K5Nのアーム先端に取り付けられたビジョンセンサーでピンポン玉を識別する様子を興味深そうにのぞき込む来場者の姿も目立った。
また、フェア開催と同時に新発売されたロボットコントローラーユニット「MRCUシリーズ」も注目を集めた。ロボットコントローラー「MRC01」とAZシリーズ用ドライバー「AZD-KR2D」を内蔵したユニットで、コネクターを差し込むだけでロボットとの接続が完了するため、システムを迅速に立ち上げられるのが特徴だ。
オリエンタルモーターは愛知に続き、7月11日には大阪でもフェアを開いた。11月には京都、12月には東京でも開催する計画だ。