ローディングシステムをモデルチェンジして発売/ブラザー工業
「SPEEDIO(スピーディオ)」ブランドで小型工作機械を開発、製造、販売するブラザー工業は2022年9月1日、スピーディオ専用のローディングシステム「BV7-870Ad」を発売した。
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「SPEEDIO(スピーディオ)」ブランドで小型工作機械を開発、製造、販売するブラザー工業は2022年9月1日、スピーディオ専用のローディングシステム「BV7-870Ad」を発売した。
デンマークの協働ロボットメーカーのユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)は9月12日~16日、オンライン上で「URオンライン展示会2022秋」を開催する。
ドイツに本拠地を置く真空機器メーカーの日本法人、シュマルツ(横浜市都筑区、ゲッテゲンス・アーネ社長)は8月29日、協働ロボット向けのツール・チェンジ・システム「MATCH(マッチ)」に、空圧式エジェクター(真空発生器)「RECB-MATCH」を追加したと発表した。
カワダロボティクス(東京都台東区、川田忠裕社長)は9月1日、研究用の人型ロボット「NEXTAGE Fillie OPEN(ネクステージ・フィリー・オープン)を発売したと発表した。今年3月に発売した「ネクステージフィリー」を、大学・研究機関向けにした製品だ。ネクステージフィリーは「コンパクトサイズ」「コストパフォーマンス」「親しみやすいデザイン」の3つを重視して開発した人型ロボット。今回発売した研究用途バージョンでは、大学などで使われるオープンソースのロボット用ミドルウエア(ROS)に対応した。
スイスに本社を置く産業用ロボットメーカーのストーブリは8月25、26日の2日間、大阪市北区の東梅田ショールームでプライベートショー(PS)「STAUBLI eXPO 2022 Summer(ストーブリエキスポ2022サマー)」を開催した。無人搬送車(AGV)や自律移動型搬送ロボット(AMR)の給電に使える電気コネクターを中心に、SDGs(持続可能な開発目標)の実現に貢献する製品を出展。他にも、産業用ロボットを使ったフードロス対策などをテーマにしたセミナーも実施した。
アールティ(東京都千代田区、中川友紀子社長)は8月23日、ugo(東京都千代田区、松井健最高経営責任者)と販売代理店契約を締結したと発表した。大学や高等専門学校などのアカデミック向けに、アバターロボット「ugo(ユーゴ―)」を販売する。
産業機械商社のアルテックは8月23日、自律走行型搬送ロボット「MagicPorter(マジックポーター)シリーズ」を発売したと発表した。車両のサイズや形状などは顧客の要望に合わせてカスタマイズし、最小90cm幅の狭小通路も走行できる。自律走行ナビゲーションシステムは、同社が商社として取り扱うスイスBlueBotics(ブルーボティックス)の「ANT」を搭載する。車両本体の開発から運用、操作トレーニング、アフターサポートまでアルテックがトータルで提供する。
物流ロボットを製造する中国メーカーの日本法人、ギークプラス(東京都渋谷区)が経営方針の転換を進めている。今年4月に就任した加藤大和社長の下、世界でトップクラスのシェアを持つ無人搬送車(AGV)「EVE(イブ)」などのハードウエアの提供にとどまらず、倉庫の管理システムなどソリューション事業にも注力し始めた。加藤社長は「物流自動化は次の局面を迎えている。旧態依然の販売方法のままでは、業界全体が廃れる可能性がある」と警鐘を鳴らす。
日東精工は10月1日、「ねじ締めロボットSR825ARシリーズ」を発売する。安川電機の垂直多関節型ロボットと日東精工のねじ締めドライバーを融合したシステムで、ロボットのコントローラーでねじ締めドライバーまで一括制御できる。ロボット側の位置情報と、ねじ締めドライバーのトルク(回す強さ)の情報を組み合わせることで、従来は検知が難しかった雌ねじの加工不良や、長さ違いのねじ混入による締付けミスも検出できる。
住友重機械工業は8月8日、鉄鋼曲面を吸着走行する新型ロボット機構を開発したと発表した。船舶やプラント設備などの大型鉄鋼構造物の製造・保守では、磁力によって構造物表面や壁面に吸着して移動できる車輪型ロボットが使用される。