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飲料補充ロボットを量産開始、ファミリーマート300店舗に/Telexistence

Telexistence(テレイグジスタンス、東京都中央区、富岡仁最高経営責任者)は8月10日、コンビニエンスストアでペットボトル飲料などの品出しをするロボット「TX SCARA(TXスカラ)」の量産を開始し、ファミリーマートが主要都市圏で展開する300店舗に導入すると発表した。8月下旬から順次導入を進める。

[注目製品PickUp! vol.45]横揺れを制する、逆転の発想/ピアブ・ジャパン「BGXシリーズ」

スウェーデンに本社を置く真空機器メーカー、ピアブの日本法人ピアブ・ジャパン(東京都葛飾区、吉江和幸社長)が、袋物用の新型吸着パッド「BGXシリーズ」を発売した。従来製品よりも、対象物と接するリップ部が柔らかい。そのため、袋物のように柔軟な対象物にもしっかりと密着する。一般に柔らかい吸着パッドは、横方向への揺さぶりに弱い傾向がある。しかし、BGXシリーズは工夫を取り入れて、従来の同社製品と同等に揺さぶりに強い製品とした。

ソフトクリームロボットの新モデル発売、コーンも自動で供給/コネクテッドロボティクス

コネクテッドロボティクス(東京都小金井市、沢登哲也最高経営責任者)は8月5日、「ソフトクリームロボット」の新モデルを発売する。ソフトクリーム機の前に設置するロボットで、機械から出てくるソフトクリームを巻きながらコーンで受けとめ、自動でソフトクリームを作る。

[注目製品PickUp! vol.44]ゴム人工筋肉 で柔軟性と強さを両立/ブリヂストン「ソフトロボットハンド」

世界的タイヤメーカーのブリヂストンは、タイヤで培った技術を生かし、新規事業にも積極的に取り組む。その一つがロボットハンドだ。独自のゴム人工筋肉(ラバーアクチュエーター)を活用し、柔軟性のあるソフトロボットハンドを開発した。「把持対象物にフィットする柔軟性と、重い物もつかめる強い把持力を両立した。複数の対象物を一度に把持するなど、他にはない使い方もできる」と探索事業開発第1部門兼ソフトロボティクス事業準備室の音山哲一部門長は話す。

1t可搬タイプ登場、物流支援ロボットのラインナップ拡充/ZMP

ZMP(東京都文京区、谷口恒社長)は7月20日~22日、自社の新製品や新サービスを発表するイベント「ZMP world(ワールド)2022」を開催した。自動運転ソリューションや人工知能プラットフォームなどさまざまな分野の製品を紹介する中で、最終日の7月22日には物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)」のラインアップ拡充を発表した。1t可搬タイプや、オプションなどを組み合わせ自在にカスタマイズできるタイプなどを追加した。

ロボット関節用の回転モジュールを受注開始/THK

THKは7月20日、ロボットの関節機構に適した回転モジュール「RMR」の受注開始を発表した。ベアリングや減速機、モーター、エンコーダー、ブレーキなどを一体化した製品で、ロボットの関節部に必要なメカ要素をすべてそろえる。アーム部品や直動機構と組み合わせることで、ユーザー自身が必要な仕様に合わせ自在にロボットを構築できる。

手首ロボ「i-WRIST」に可搬質量が大きいグレードを追加/NTN

ベアリングなどの機械部品を製造するNTNは7月20日、手首関節モジュール「i-WRIST(アイリスト)IWSシリーズ」の最大可搬質量が増加した新グレード「IWS-C01」を開発したと発表した。アイリストは産業用ロボットのようなアーム(腕)ではなく、人の手首のような動作に特化したロボットで、リーチは短いが屈曲や旋回の角度を高速かつ自在に制御できるのが特徴。新シリーズは、制御方法の最適化で最大可搬質量が従来機比2kg増の3kgになった。最大可搬質量が増えたことで、搭載できるエンドエフェクターや製品の選択肢が従来機よりも広がる。本体のサイズは従来機と変わらないため、同様の感覚で使える。IWS-C01は5月に発売しており、これから販売促進活動により注力する方針だ。

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