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ファンケル物流センターでの荷下ろしとピッキングを自動化/Mujin

 Mujin(ムジン、東京都江東区、滝野一征最高経営責任者)は1月27日、化粧品を製造、販売するファンケルの「ファンケル関西物流センター」(大阪府門真市)で、2種類4台の知能ロボットが稼働したと発表した。「ムジンRobot(ロボット)デパレタイザー」2台で、荷役台(パレット)上の段ボールやコンテナの荷下ろしを自動化する。

物流向けにAIロボットと遠隔操作の組み合わせを事業化/オカムラ

物流機器を販売するオカムラは1月25日、物流現場でのピッキング作業の自動化と、ロボットの遠隔操作による場所と時間にとらわれない新しい働き方を実現する仕組み「PROGRESS ONE(プログレスワン)」の事業化に着手したと発表した。人工知能(AI)を搭載したロボットでできる作業は自動化し、自動化が困難な作業はロボットの遠隔操作で行う。人手不足の解消とともに、物流現場での就労が難しい働き手の新たな雇用創出を目指す。

神戸機材のロボットシールドを取り扱い開始/ミドリ安全

ミドリ安全(東京都渋谷区、松村不二夫社長)は今月、神戸機材(兵庫県尼崎市、小林恵社長)が製造するロボットシールド「スマート・シールド・システム」の取り扱いを開始した。同製品は、ロボットを覆うことにより、熱・粉じん・水・油などの外的脅威からロボットを守るためのもの。ロボットの構造に合わせて個別設計し、目的に合った最適な素材を用いて自動裁断機で裁断、最後は縫製スタッフが手作業で縫製して完成する。保護することでロボットの寿命を延ばし、更新コストの削減や補修にかかる費用の削減を可能にする。

ショールーム機能付きのR&Dセンターをリニューアル/GROUND

GROUND(グラウンド、東京都江東区、宮田啓友社長兼最高経営責任者)は1月18日、物流の自動化システムを研究・開発するR&Dセンター「playGROUND(プレイグラウンド)」をリニューアルした。ショールームスペースを設けるとともに、中国スタンダードロボットの搬送ロボット「Oasis(オアシス)」シリーズと無人フォークリフト「Gulf(ガルフ)」シリーズなどをデモ機として新たに追加した。

[ロボットが活躍する現場vol.17]協働ロボで負担軽減、生産性向上へ/カサイ製作所

カサイ製作所(愛知県一宮市、葛西泉社長)は自動車用の各種スイッチを製造する。社内には専用機やロボットラインを構築する専門部署があり、最近は年に2~3回のペースで現有ラインを合理化するための自動化設備に投資する。その一環で、2020年と21年には協働ロボットを1台ずつ導入した。作業者がこれまで一人で担当していた業務の一部を協働ロボットが肩代わりすることで作業者の負担を軽減し、生産性の向上につなげた。

オムロンの協働ロボットに対応した画像処理ソフトを発売/キヤノン

キヤノンは来年の1月上旬、オムロンが販売する協働ロボット「TMシリーズ」に対応した画像処理ソフトウエア「Vision Edition(ビジョンエディション)-T」を発売する。同商品は、TMシリーズ用の周辺機器群「Plug&Play(プラグ・アンド・プレイ)」の認証を取得した画像処理ソフト。ビジョンエディション-Tを、キヤノン製または同社の完全子会社のスウェーデン・アクシス製のネットワークカメラと組み合わせてTMシリーズと連動させることで、加工機の状態監視や部品の検査、残数の確認、異常時の警告などができる。

ナベルHDのロボットカバーをUR+製品として認証/ユニバーサルロボット

デンマークの協働ロボットメーカーのユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)は12月22日、ナベルホールディングス(HD、三重県伊賀市、永井規夫社長)が開発、製造する協働ロボット用カバー「Robot-Flex(ロボットフレックス)」を、UR製協働ロボット用の公認周辺機器「UR+(プラス)」に認証したと発表した。

日本の売上高2倍に/イグス 吉田剛社長

「日本法人の売上高を2021年比で2倍に」――。ドイツに本社を置く樹脂部品メーカー、イグスの日本法人(東京都墨田区)の社長に今年10月に就任した吉田剛氏はそう意気込む。日本市場で高いシェアを持つケーブル保護管だけではなく、可動ケーブルやベアリング、直動製品などの拡販もさらに強化し、売上高アップを狙う考えだ。

可搬質量1tタイプのAGVを販売開始/匠

搬送ロボットメーカーの匠(福岡市中央区、後藤元晴社長)は12月15日、可搬質量1tタイプの無人搬送車(AGV)「低床型1tAGV」の販売と導入支援、保守サポートを開始した。従来の建設現場では1tクラスの資材を運ぶ際、ハンドリフトなどの荷役機器を用いていた。その作業を低床型1tAGVに置き換えることで、現場の負担を軽減できる。前後左右や斜めなどあらゆる方向に走行でき、その場で旋回もできるため、現場のレイアウトに応じて効率的な移動が可能。

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