
椿本マシナリーが搬送ロボットの販売パートナーに/フォワードエックス
中国に本社を置く搬送ロボットメーカーのフォワードエックス(日本支社=東京都中央区、間野隆支社長)は2月8日、椿本チエインの100%子会社の椿本マシナリー(大阪市西区、藤井幸博社長)と販売パートナー契約を締結したと発表した。フォワードエックスの搬送ロボットを椿本マシナリ―が販売し、保守なども担当する。
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中国に本社を置く搬送ロボットメーカーのフォワードエックス(日本支社=東京都中央区、間野隆支社長)は2月8日、椿本チエインの100%子会社の椿本マシナリー(大阪市西区、藤井幸博社長)と販売パートナー契約を締結したと発表した。フォワードエックスの搬送ロボットを椿本マシナリ―が販売し、保守なども担当する。
オフィスエフエイ・コム(栃木県小山市、飯野英城社長)は、国内大手のシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)だ。本社に近い「東間々田工場」内にあるロボットシステムのショールーム「スマートファクトリー・コンダクター・ラボ(スマラボ)小山」では、各社のロボットや周辺機器を使ったシステムを展示する。飯野社長は「スマラボ小山はSIerの弱点を打破したくて開設した。一連の取り組みの原点」と話す。今回は、その原点にお邪魔した。
アプトポッド(東京都新宿区、坂元淳一社長)は2月7日、小型軽量のカメラユニット「EDGEPLANT(エッジプラント)EP1-VM01A」を発売すると発表した。温度耐性、電磁ノイズ耐性などに優れ、ロボットシステムや各種産業機械システム、自動車などへの搭載に適する。人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)システム向けのコンピュータ「EDGEPLANT T1」と組み合わせて使用できる。
モーター内蔵のローラー「パワーモーラ」は、伊東電機(兵庫県加西市、伊東徹弥社長)の他の製品にも多く使われるコア製品だ。「id-PAC(パック)」も、パワーモーラをベースに生み出された。新型コロナウイルス禍によりインターネット通販が急拡大する中で、短期間で導入できる点が評価され、id-パックは物流業界からも注目を浴びる。2020年に立ち上げたショールームや展示会への出展を通じて拡販に取り組む。
今回取り上げるのは、伊東電機(兵庫県加西市、伊東徹弥社長)のモジュール式ローラーコンベヤー「id-PAC(パック)」。モーター内蔵のローラー「パワーモーラ」をベースにしたマテリアルハンドリング(マテハン)機器だ。さまざまな機能別のモジュール(自在に組み合わせられるユニット)を開発し、それらを組み合わせて搬送路を構築する。システムを標準化することで、設置後の現場での調整を不要にし、並べてつなぐだけで稼働できるシンプルさを実現した。
「人工の腕・手」である産業用ロボットと、「人工の知能」であるAIの相性は抜群だ。この2つを組み合わせれば、幅広い作業を柔軟にこなせる汎用性の高いシステムを構築できる。新規参入が相次ぐ「AI×ロボット」。その最新事例として、後編では日栄機工(愛知県豊田市、川元敦史社長)が販売するドイツNEURA ROBOTICS(ニウラロボティクス)のAIロボットを取り上げる。
「人工の腕・手」である産業用ロボットと、「人工の知能」であるAIの相性は抜群だ。この2つを組み合わせれば、幅広い作業を柔軟にこなせる汎用性の高いシステムを構築できる。新規参入が相次ぐ「AI×ロボット」。その最新事例として、前編では総合商社の兼松のAI外観検査システムを取り上げる。
アイリスオーヤマ(仙台市青葉区、大山晃弘社長)とソフトバンクロボティクス(東京都港区、富澤文秀社長兼最高経営責任者)は2月2日、中国のKeenon Robotics(キーノンロボティクス)の運搬・配膳ロボット「Keenbot(キーンボット)アイリスエディション」の国内販売を開始した。
ドイツに本拠地を置く真空機器メーカーの日本法人、シュマルツ(横浜市都筑区、ゲッテゲンス・アーネ社長)は1月25日、移動式真空バランサー「ジャンボフレックスピッカー」を発売したと発表した。
東京都江東区の東京ビッグサイトで1月19日~22日、ロボット関連の専門展など複数の展示会が同時開催された。注目を集めたのは物流関連の自動化だ。新型コロナウイルス禍でインターネット通販などの活用が広がり、物流現場の負担が増加した。従来から続く人手不足などの問題も深刻さを増している。それに対して、出展各社は処理能力の高いシステムや、誰でも簡単に扱える自動化機器などを提案をした。