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倉庫向け月額ロボットサービスにフォワードエックスのAMRを追加/Gaussy

月額制の倉庫ロボットサービス「Roboware(ロボウェア)」を展開するGaussy(ガウシー、東京都港区、中村遼太郎社長)は9月6日、ForwardX Robotics(フォワードエックス・ロボティクス、東京都中央区、斉欧最高経営責任者)と提携し、同社の自律移動型搬送ロボット(AMR)の取り扱いを開始したと発表した。

3社合同展で、移動双腕ロボが自ら充電/THK、SMC、ハーモニック・ドライブ・システムズ

THKとSMC、ハーモニック・ドライブ・システムズの要素機器メーカー3社が8月31日と9月1日、東京都内で「3社合同メカトロニクスショー」を開催した。産業機械メーカーの開発部門や大手メーカーの生産技術部門など1000人超が来場した。3社の製品や技術を生かした搬送ロボットのデモ機などが来場者の目を引いた。

デモ展示で、ロボット“リモート化”の活用方法を問う/リモートロボティクス×SSI

ロボットの遠隔操作システムの構築をサポートし、多様な働き方の実現を目指すのがリモートロボティクス(東京都港区、田中宏和社長)だ。今年5月、遠隔操作システムの開発を支援するサービス「Remolink Builder(リモリンクビルダー)」の提供を始めた。Remolink Builderを活用したリモートロボットシステムの開発・提案に取り組むSSI(浜松市中区)の小笠原誠社長は「これまでロボットを導入してこなかった現場にも提案したい」と語る。遠隔操作のデモシステムを、9月13日から千葉市美浜区の幕張メッセで開催される製造業の専門展「スマート工場EXPO」で披露する。

[気鋭のロボット研究者vol.30]「影」に着目のワケ/産総研 栗田恒雄 研究グループ長【後編】

産業技術総合研究所(産総研)の栗田恒雄研究グループ長は、産業用ロボットなどの位置姿勢を高精度に検出する技術を開発した。四角形の凹形状を「3DSマーカー」とし、ウェブカメラなどで内部の光と影の境界線を読み取り、その結果からカメラとマーカーの相対位置を検出する。栗田研究グループ長が安定した検出対象として、光と影に目を付けた理由とは。

[気鋭のロボット研究者vol.30]位置検出に「光と影」を【前編】/産総研 栗田恒雄 研究グループ長

産業技術総合研究所(産総研)の栗田恒雄グループ長は、産業用ロボットなどの位置姿勢を高精度に検出する技術を開発した。10mm四方で深さ8mmの四角形の凹形状を「3DSマーカー」とし、4つの光源とウェブカメラを組み合わせた検出装置で内部の影を読み取る。その結果からカメラとマーカーの相対位置を検出する。工作機械やロボットなど、座標制御の生産財に幅広く応用できる。

[進化する物流vol.14]高密度だけじゃない! 「遅い」の誤解を払拭/オートストアシステム 安高真之社長

オートストアは、ロボット自動倉庫システム「AutoStore(オートストア)」を製造、販売するノルウェーのメーカーだ。今年5月、日本法人オートストアシステム(東京都中央区)の社長に安高真之氏が就任した。国内でも着々と導入数を伸ばす。本社を拡大移転し、人員を2022年時点の3倍に増やすなど国内でもさらなる受注拡大に向け体制を整える。「オートストアは空間を最大限有効に活用できるため『高密度』のイメージは強いが、反面『遅い』と誤解されることが多い。その認識を塗り替えたい」と安高社長は意気込む。

AMRの経路生成を最適化するAI技術の共同研究を開始/凸版印刷

大手印刷会社の凸版印刷は8月10日、東京農工大学と人工知能(AI)技術を使った自律走行型搬送ロボット(AMR)の経路生成システムに関する共同研究を開始したと発表した。今回の共同研究では、AMRやスマートフォンなどで動作するAIを開発し、物流倉庫でのピッキング作業におけるAMRの経路生成を最適化する。

ランニングコストを削減できるロボットアーム/オリムベクスタ

オリムベクスタ(東京都台東区、木方敬社長)は、垂直多関節ロボット「OVR680K5N」を開発した。アーム部品やモーターをユーザー自身で交換できるのが特徴で、メンテナンスにかかるコストを削減できる。アームは長さの異なる部品と取り換えることで、リーチを柔軟に変えられる。「現場の環境の変化に合わせて、ロボットアームのリーチを変えたい」というユーザーの要望を開発に取り入れた。

[SIerを訪ねてvol.38]地元販売代理店とコラボで導入拡大/エヌテック

ロボットシステムの構築を担うシステムインテグレーター(SIer、エスアイアー)を紹介する連載企画「SIerを訪ねて」。38回目の今回は、プレス加工をはじめとした金属加工向けを中心にロボットシステムを提案するエヌテック(徳島県鳴門市、大曲隆志社長)を紹介する。近年は地元の産業用ロボット販売代理店と手を組み、デンマークのユニバーサルロボット(UR、日本支社=東京都港区、山根剛代表)の協働ロボットを使った自動化システムを開発するようになった。技術力を評価され、昨年1月にはURの「認定SIer」となった。他にも、金属加工向け以外のジャンルでの受注件数が増加するなど、活躍の幅を広げる。

[進化する物流vol.12]都内にデモルームを開設、国内売上高300億円を目指す/EXOTEC NIHON

フランスの物流ロボットベンチャー企業EXOTEC(エグゾテック)の日本法人、EXOTEC NIHON(エグゾテック・ニホン、東京都港区、立脇竜社長)は6月28日、東京都江東区に「東京デモセンター」を開設した。「EXOTECがデモ専用施設を開設するのは今回が世界で初めて。日本では今後5年間で年間売上高300億円、マテハン機器業界のトップ5を目指す」と立脇社長は語る。

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