中国市場でのAGV販売台数が増加/グローバルインフォメーション
市場調査リポートを販売するグローバルインフォメーション(川崎市麻生区、小野悟社長)は、「無人搬送車(AGV)業界の世界市場・中国市場:2020年~2026年」を5月11日に発表した。
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市場調査リポートを販売するグローバルインフォメーション(川崎市麻生区、小野悟社長)は、「無人搬送車(AGV)業界の世界市場・中国市場:2020年~2026年」を5月11日に発表した。
自動車のプレス部品などを製造する横山興業(愛知県豊田市、横山栄介社長)は、中国のAUBO robotics(オーボロボティクス)製の協働ロボットを2台導入した。「協働ロボットは、安全柵が必要な垂直多関節ロボットと同じように使うと費用対効果が低くなりやすい」と横山社長は強調する。そのため、「いかにコストを抑えながら自動化するか」との発想でシステムを構築した。
クラボウは2020年4月、ケーブルなどの形状認識に特化した3次元(D)ビジョンセンサー「KURASENSE(クラセンス)」を発売した。後編では、クラセンスを活用した具体的な自動化システムの事例として、セイコーエプソンと協力して開発した「フラットケーブル高速挿入ロボットシステム」を取り上げる。エプソンの開発担当者の話も交えながら、システムの特徴や両社の出会いのきっかけなどを紹介する。
繊維製品で有名なクラボウは2020年4月、3次元(D)ビジョンセンサー「KURASENSE(クラセンス)」を発売し、産業用ロボットの市場に参入した。一般的な3Dビジョンセンサーでは形状の認識が難しい各種ケーブルや光ファイバー、コネクター付きコードなどに特化しており、たわみやねじれ、曲がりも含めてケーブルの形状を瞬時に認識できる。前編では、こうしたクラセンスの特徴や開発の経緯を詳しく紹介する。
大手自動車メーカー向けのボディー部品を製造する豊臣機工(愛知県安城市、後呂幸彦社長)は、シールスポンジ材を自動で貼り付けるシステム「ロボットスポンジシーリング」を開発した。社内で活用していた同システムだが、豊臣機工、トライエンジニアリング(名古屋市守山区、片山誠二社長)、進和の3社で協業体制を整え、今年の8月から外販を開始した。人が貼るよりも正確に貼り付けられ、再現性も高い。人間の場合は訓練が必要だが、ロボットは1度の指示で作業できるため、動作を身に付けて作業を開始するまでの時間を人間と比べて4分の1まで短縮できる。
松本機械工業(金沢市、松本要社長)は、工作機械の周辺機器を製造、販売する。工作機械の一種であるマシニングセンタ(MC)に被加工材(ワーク)を固定するためのジグシステムや、旋盤にワークを固定するのに使うチャックなどを製造する。これら機器とロボットを組み合わせ、多品種少量生産を自動化する提案に力を入れる。
ロボットの目、視覚センサーの研究をする田崎豪准教授は、カメラを使って自動車や無人搬送車(AGV)の自動運転を目指す。一般的に使われる3次元の地図データだけではなく、先端に取り付けたカメラ映像を組み合わせて、障害物を検知する。従来の方法に比べ、手間やコストを抑えられるという。
ABBは9月14日、自動車の車体に直接色や柄をインクジェット印刷する技術「PixelPaint(ピクセルペイント)」を発表した。従来、車体をツートンカラーなどに塗装をする際は、1色目を塗装した後、2色目の塗装部位以外を覆うマスキングをして、2度目の塗装をしていた。
近藤製作所(愛知県蒲郡市、近藤茂充社長)は①自動車部品②FAシステム③ハンド&チャック ロボット周辺機器④スマートファクトリーLabo(ラボ)――の4本柱で事業を展開する。①の自動車部品が源流で、②~④の事業部は自社の自動車部品工場のニーズと、顧客のニーズから派生して設立された。社内で蓄積した技術を生かし、顧客ニーズを形にし続け、業容の拡大につなげた。
ABBは8月27日、自動車車体の組み立て作業をするロボットシステム「Dynamic Assembly Pack(ダイナミック・アッセンブリー・パック)」の刷新を発表した。